最近、おっさんおよびおっさんと思しき人の書く文章を割とたくさん読む機会があったのですけど、読んでいるうちにだんだんイラッとしてきて、これ何なんだろうなと思ったら、共通項が。どれも「w」いわゆる「草」を多用しすぎてるんですね。
「w」の本来の意味は、嘲笑。転じて「(笑)」の代用になり、「自分は今面白いと思っている」という感情を表現するための記号になっているわけですが、知ってか知らずか、イラッとくるおっさんの文章では、面白くもなんともないような部分、文末という文末、区切りにすべて「w」が使われていました。例えばこんな感じ?
今日は朝8時半に起きましたw寝ぼけ眼で珈琲を入れると洗濯物がちょうど出来上がりw一口珈琲を飲んで、洗濯物を干しw、ふと目をやるとおお快晴w今日は花粉キツそうだなあwww
えーとね、言いたいことはひとつで、
何わろとんねんお前何が面白いんや
初っぱなの8時半に起きたことの何が面白いんや感から始まり、もうなんかずっとそんな感じ。意味わからん。恐らく書いている人は、ちょっとマイルドにする意味で、照れ笑いとか苦笑いとかここツッコミどころですよとか自嘲気味な部分とか、そういうところに「w」を入れているんだと思うんですけど、読んでるとなんかモヤモヤする。そう、ちょうどあれです。1人でゲラゲラ笑いながら話してくる人の話が、どうでもいい話題で面白くもなんともなかったときの感じ。なんやねん。
ああ、痛さで言うとこれとかも良い例ですね。
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] : 投稿日:2012/11/11 20:47:46 ID:2TLOe39oO [11/15回(携帯)] くぅ~疲れましたw これにて完結です!
くぅ〜疲れましたwとは (クゥーツカレマシタコレニテカンケツデスとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
「w」を多用すること自体はあんまり抵抗ないんですけど、でもそれ、ちゃんと笑えるところに付けてくれないとねえ。リアルで痛いおっさんになるのはビジュアル的な意味もあって仕方ない部分もあるけど、せめてネットで痛いおっさんになるのは避けたいなあ。おっさんは油断するとすぐ痛くなるからなあ。痛さで言うと中二病と同じような感じ。「四十五病」とかあるのかな。自分でも気をつけます。