簡単にまとめてみた。
年間20mSvの場合
- 20mSv = 20,000μSv
- 20,000μSv / 365日 = 54.795μSv/日
- 54.795μSv/日 / 24時間 = 2.283μSv/h
放射線測定器(ガイガーカウンター)で表示される数字や、
文部科学省が発表している数字の単位はSv/hらしいので、
その数字が2.283μSv以下であればこの基準を満たすことになります。
ちなみに放射線測定器の単位にはGy/hというのもあるみたいですが、数値としてはほぼ同じみたい。(註1)
年間1mSvの場合
年間20mSvはあくまで緊急時の基準だろという向けに年間1mSvで計算するとこうなると。- 1mSv = 1,000μSv
- 1,000μSv / 365日 = 2.740μSv/日
- 2.740μSv/日 / 24時間 = 0.114μSv/h
1時間当たり0.114μSv未満なら安心して良いのでは(註2)。
ちなみに都市別の放射線量は
文部科学省発表のデータがここで見られます。文部科学省ホームページ
京都の場合だと今のところ、
- 0.05μSv/h以下(公開以降最大値0.066μSv/h)
- 上水からの放射性物質不検出
うーん。
もちろん、
- 政府発表のデータなんか信用できない
- 「ホットスポット」のことを考えると安心できない
おまけ: 世界の年間自然放射線量
日本の場合、平均で1.4mSv。再掲:年間自然放射線量2.4ミリシーベルトの欺瞞 | EX-SKF-JP
世界平均では2.4mSv。
こちらの資料では局所的に放射線量が高い地域もあるけど(註4)、
一般的には0.3mSvから0.6mSvの間に収まっているように見えます。
自然界に存在する「自然放射線」のお話、高自然放射線地域に住む人々 : p4j – がんばれ日本!!
註
- 意味は違うみたいだけど、放射線量的な意味で
- あくまで「(基準を満たして)安心」なので、基準が適正なのか、どの基準なら適正なのかはよくわかんないです。
- つっても安いもんでもないしなぁ…
- だからといって「高放射線量でも大丈夫」なんて言うつもりはさらさらありませんが