演歌はラーメン屋の記憶

右翼の街宣車だと思うけど、さっき会社の前の通りをデカい演歌流しながらゆっくり走っていった車があって、ラーメン食べたくなりました。僕の中での演歌というとラーメン屋を思い出すトリガーになってるみたい。 思い出すラーメン屋は名店とかそんなんじゃなくて、昔百万遍の少し北にあった「ラーメン 味の名門 百万遍店」(通称:名門)。チェーン店の割には美味しいけれど、チェーン店特有の安い感じがあって、特別美味しいかと言われるとうーんて感じ。特に左京区には美味しいラーメン屋が多いから、名門でラーメンを食べるときと言うと、深夜か、安くお腹いっぱいになりたいとき。当時普通のラーメンが一杯650円だか700円だかで、無料で中(1.5玉)大(2玉)に変えられたので、めっちゃ腹減ってるときはラーメンを2玉で頼んで食べるというのが定番でした。 正直言って名門のラーメンは麺が美味しくなくて(今どうなってるか知りませんよ。15年くらい前の話だし)、そこそこ美味しいスープなのにそれが麺に全く絡まないという麺だったので、2玉食べると最後の方は飽きてくるんだけど、まあでもお腹膨れるからね。食事に対してこの言葉を使うのはあんまり好きでは無いけど、要するにコスパがいい。めちゃくちゃ遅くまでやってた(朝5時くらいまでやってた気がする)のもポイントで、便利だったのでした。売上が良くなかったのか割とあっさり潰れちゃって残念だったけど。 で、その名門で深夜にずっと掛かってたのが演歌だったというわけです。もうね、えんえんかかってんの。深夜でお客さんもあんまりいないし、こっちも別に急いでないからゆっくり漫画読みながらラーメン食ってるんだけど、その間30分とか1時間とかずっと演歌聴いてるんで、そういう刷り込みになっちゃうんですよね。演歌って言うとラーメン屋的な。別に毎回同じ演歌がかかっていたわけではなく恐らく有線か何かだったと思うけど、まあ興味ない人にとっては全部同じに聞こえますから。。あの、味が全然のらない麺のラーメン懐かしいなあ。 ああ、ラーメン食べたい。

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