「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2014年6月データを掲載)

内閣支持率のグラフを更新しました。

使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所



内閣支持率



56% → 52%。


結局、消費税でも集団自衛権問題でも安倍内閣の支持率を過半数割れにすることは出来ませんでした。活動家やその影響を受けている人たちの中には盛んに(時には身体的特徴を揶揄するというやり方で)安倍内閣を批判している人がいますが、その声の大きさと支持率の推移とが妙に「合ってない」感じがするんですよね。これがいわゆるノイジー・マイノリティ(数の少なさを声高で派手な主張でカバーしようとする少数派)というやつであり、サイレント・マジョリティと言うやつなんだなあと実感できます。

ただまあ、支持はしませんが、安倍内閣批判の中にも見るべき意見はあると思っていますし、何よりマスコミ(特に自民党政権に批判的な朝日新聞など)もそれに乗りがちなので、もし経済が低調なままで回復の兆しが見えないような状態だったら、この政権はどんなカオスになっていただろうかと思うとなかなかに緊張するものがありますね。経済が軌道に乗った段階で、次の方に平和的に交代していただくというのもありなのかもなあと思ったりもします。外交関連は、ホント難しいんですけどね。どのルートが「どんな平和」に直結してるのか見えづらい部分もありますし。個人的には直感で判断することは避け、素直に「わからん」と考え、その分、勉強するようにしています。



政党支持率



みんなの党の内紛に続いて維新の会でも問題勃発、ていうか最初から上手く行くわけなかったんですけど。それでも支持率を維持しているのは「(良くなる可能性を感じて)今のところ様子見」みたいなことなんでしょうか。わからんでもないですけれども。

他政党に関して言えば、みんなの党の支持率は半分以下になり、結いの党の支持率はゼロに。生活の党も底辺だし、社民党も上がってこないし、自民党もついでにがっつり減らしていて、元気なのは公明党と共産党だけっていうのがなんかもうあれですけど、まあ「支持なし」が随分増えているので、今のところ様子見っていうスタンスが多いのかなあとも。


ところで民主党を中心にまた「野党大結集」みたいなことを言ってたんですけど、新進党、日本新党、民主党と続く「烏合の衆」をまた繰り返すつもりなんでしょうか……確かに手っ取り早く人数は増えるが結局は上手く行かない(政策実行能力が低い)ってのは、歴史的事実になりつつあるような気がするんですけれど。それでも結集を目指す動きを見るに、別政党のまま統一会派を組んだり、政策ごとに会派を組んだりってのは、現実には非効率すぎる理想論なのかなあと感じます。まあそうかなあ。でも自民党は伝統的に党内でそれをやってるんだし、やって出来ないことはないはずだと思うんだけどなあ。