使用データ
政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所2013年3月の安倍内閣の支持率は66%。発足以来「64→64→66」と、引き続き穏当な数字が出ていて安定感があります。日本の内閣としては歴史上稀に見る安定ぶりです。それだけ今が普通ではないと言うことかも知れません。もっとも、安倍内閣が評価されていると言うよりは「まだミスらしいミスがない」ということであって、本当に評価されるのはこれからになるんだとは思います。経済・金融政策を優先させている関係で、TPPとか脱原発とか消費税とか(政府声明的な意味で)先送りにしている問題はたくさんありますし、それがどう評価されるかで今後変わっていくんだろうなと。
ただ「自民党になってようやくものが動き始めた」なんていう被災地の声もあるのを読むと、まるっきり期待だけの支持率ということでもないんだなとも思います。民主党も頑張ってはいたんだろうけど、人材とか人脈とか統率力とかでなかなか芽が出なかった部分があり、それを自民党が引き継いで動かしましたみたいなところで支持を得つつあるみたいな感じもあるのかなーと。民主党にしてみれば美味しいところを持ってかれたという感じでしょうが、民主党だけでは詰め切れなかったというのも多分事実なわけで。
参院選があるというのもあるし、国民がそんなに強く自民党を望んでるわけでは無いというのもあるし(他があればそっち行きそう。現状無いけど)、自民党もここが頑張り時みたいなことはあるのかしらね。野党にとっては、ここで自民党に成果出されちゃうと向こう何年もノーチャンスになるし、日本にとって自民だけが強くなるのが良いのか疑問もあるけれど、とりあえず目の前の日本を良くしてもらえないとねえ、先のことは考えられないから。野党の皆さんも協力すべきは協力し、議論すべきは議論して頑張っていただきたいと思います。
政治に対する個人的な考えとしては、ただヒステリックに反対運動をするのではなくて、頑張っている部分を評価しながら頑張っていない部分を指摘していくような国民になっていきたいなと思っています。まあ正直、生活的な意味でそこまで余裕持てないってとこもあるんですが、これまでの反省も踏まえつつなんとなくそんなことを。
政党支持率は……
重い腰を上げて作ってみました。
自民党の支持率増加と民主党の支持率低下が半端ないですね。それ以外は似たり寄ったり。
一応、2012年1月以降に存在した政党のデータは入れたんですが、スペースの都合上現存している政党の数字のみ表示されています。「国民の生活が第一」とかあるとよかったんですけどね。仕方ないね。今後は「支持なし」と「自民党」の争いになっていくのでしょうかねえ……