4段落で文章を書く



何かちょっとした文章を書くときに、
自然と「4段落で落ち着けよう」とする癖があるみたいです。
別に「起承転結」を狙ってるというわけではないのですけど、
思いついて書き出して、補足説明をして、最後の1段落で結ぶという感じ。
間の2段落が「承」「転」になっているかどうかは場合に依りますが。


文章ってのは長く長く書くのは意外に難しくなくて、
特にエッセイみたいな文章だと、
自分が書いた文章の補足説明で延々と書き続けることが出来ます。
大枠から書き始めて徐々に微細な描写を行っていく、
マトリョーシカとか、フラクタルみたいなイメージ。


文章を書く人間としては行数で満足感が得られることはあるんですけど、
読んで解りやすいかどうかって言うとねぇ。それはまぁ期待できない。
丁寧に細かく書いた文章よりかは、多少不正確でもざっくり明確に書いた方がわかりやすい。
誤解を生じさせる可能性が高い方がわかりやすいなんて随分悩ましいけど、
でもそんなもんですよね。


だからまぁ、これは誤読されては困るとか絶対に正確に伝えたい、
という事以外は、なるべくなるべく簡素に。
何でもかんでも頑張って書くと疲れちゃうし、4段落くらいでサクッと書く方が楽で良い。
それなら5分で書いて5分で推敲して終われるし、ボツになってもショック小さいし。

そんなもんだと思うのですよねー。