眠れなかった。

現在時刻、4時52分。
年が変わっても、次から次へといろんな事が押し寄せる…
そういう状況は変わっていない様子。

眠れませんでした。
正確に言うと、眠くはなったんだけど、眠りたくなかったと言うべきか…

このところ、気に掛かってることを上手く整理できていないことが多くて。
本当は、よく考えれば、もう答えが出てしまっていることや、
悩みなんて言うことではないようなものでも、
他のものと一緒に頭に放り込まれていると、
なんだかひどく大きな問題を抱えてしまっているような、
そんな『錯覚の不安』を感じてしまう。

確かに様々なことは起きているけど、
そんなに整理できないほどではないだろう、と。
そう思ってはいたのだけど、悪い癖(僕固有の思考の方式かもしれない)が
出てしまっていて、一つのことを考えてるときに、
実際はその一部では他のことを同時に考えていて(全く関連性はない)
上手く問題を処理できない状況にあった。
例えば、何か人間関係のことを考えているさなかに、
そうだ、静岡であのコンビニ潰れてたっけなぁ…などと思う、そんなことだ。
能率はいいけど、問題を曖昧にしがち。

それを、意識的に打破すべく、
今、少しでも『悩み』と思えるモノを全て、紙に書き出してみた。
胃が痛いとか、明日段ボールゴミの日だ、とか、そんなことも含めて。
(昔、良くやっていた手法だ)

手元にリストがあるが、大きく見て大体12の項目が出来た。
もちろんその中には、一つとしてまとめたが実はいろんな状況があって、
3,4個に区分することが出来るモノもあるから、20個弱と言ったところか。
ただ、そのほとんどは、実は既に解決方法は示されていて、
後はそれをやるだけ、というモノばかりだ。
(胃が痛い→胃薬飲んで食べ過ぎ厳禁、など)
現段階で明らかに解決できていないのは、12個の内、4つということになった。

その4つの内の2つ、具体的に言うと、家族のことなんだが、
それはもう今すぐにどうにか出来るものではない、
両親の今後の計画に関しては、ただ見守るしかないし、
妹との関係修復は、現状不可能といわざるを得ない。
現在のところ、時間以外には解決出来なさそうだし、
解決できないならそれはもう悩みではないわけで。

残りの2つ、に関しては、
ひとつは、まだ読み切れていないことと、自信のなさと、少しの嫌悪感と、気が引ける感じ…
(コレは多分、近日中に別途、書かれると思う)
最後のひとつは、自分でもどうしたらいいのかわからない、
どれを選んでもbetterだが、それを自信持ってbestだと言えるかわからない、
だから、今のところは、打診だけにして置いて決断を先送りしよう…
(こちらは多分、すぐには書けそうにない。少なくとも後何年かは)
そんな状況であることが分かった。

要するに、本当に悩んでいるということは、実は数えるくらいしかない。
そして、それは、悩んで考えてはいるが、自分でもよく分からないらしい。
昔からそうだが…迷って時期を逃してしまったとしても、
納得できない形で妥協するくらいなら、何も無しでよい、と考えがち。
人生然り。恋愛然り。
その行動は、時には人に、ずるいといわれることもあるし、迷惑も掛ける、
決して良いことばかりではないけど、でも、自分で分かるまで、自分のことを決めたくないんだ。
そうして今まで生きてきたし、これからも生きていく。
大事なのは、何を得るかではなくて、過程と、気持ちだ。
在る意味で、『手段のためなら目的を選ばない』ということだ。

僕が今するべきことは、
リストの中で、今すぐにでも行動を起こせることを、
ひとつずつ退治していくことだ。
CD-Rドライブが壊れたなら買えばいいし、
家賃の督促(手違いで払えていなかったらしい)なら払いに行けば良い。
それだけだ。

残るのは、上で書いた、『自分が分かるまで行動しない』ことが、
本当に正しいのか、ということに対する不安だ。
行動を起こしてしまうことは…、本当に、簡単に出来てしまう。
電話1本で良かったり、1-2時間、頑張って演じきれば済む。
後悔しないのは、多少時期がずれても最良の結果に結びついたときだけで、
それ以外は必ず後悔する。
後悔することが、本当に怖いのだ。

なんにせよ、今、すごく弱っている時期だと思う。
本当に大事な友達と飲んでも、100%の自分ではいられない。
違和感をもたれないぎりぎりの線までの隙間を、努力で埋める…
そんなことはしてないつもりだが、そうしたような気がしてしまう。
聞いてないから、わかんないけどね。


リストアップされた、『気が乗らなくてもやらなくてはならないこと』は
なるべく早急に片づけてしまおう。
そして、結果を探しているような問題は、ペンディングしてしまおう。
自分が、楽なように。
自分が楽しめるように、選んでいこう。
頑張らすに。

それで、『いいじゃないか。』