「仕事をさぼって寝ていたら、いつの間にか彼女が早上がりで帰宅していて、なぜ早く帰ってきたのか聞いたら『僕に髪を切ったら?といわれたから切りに行くために帰ってきた』と答え、そうだっけ?と混乱しつつ洗面所を見たら洗濯機がなくなっており、壊れたの?と聞いたら『え、うん』との回答、なんでそういうの共有しないんだよと軽く揉めてたら誰かが来た、玄関開けたら幼なじみのお母さんでよくわからないけどノートPCを持ってきたらしい。彼女は幼なじみのお母さんの対応に行ってしまったので洗濯機の話はそこで打ち切りになって自室に戻ると、自室がスナック菓子のゴミで溢れていたので慌てて掃除。酔って食い散らかしたのだろうか。で、ふと見ると、昨日珈琲をこぼした(と夢の中で言っている)場所に虫が湧いていて、慌てて潰したり殺虫剤を撒いたりしてそれでも次から次に湧いてきて必死に退治するもなかなか退治出来ない、どうしたら良いんだこれ……と兆焦っていたところで父親が顔を出して、『どう?よく眠れた?』とこの夢で一番のんきなセリフを言って、夢だと気付く」
……という夢を見た。ううう。
ものすげー気分悪い目覚めだったけど、悪夢って起きてしまうと案外悪くない。洗濯機は壊れていないし、それで揉めてもいないし、部屋にゴミは散らかっていなかったし、虫は湧いてなかった。夢に出てきたネガティブなことは何一つ無かった。クソ暑いということを除けば現実の方が夢の中より遙かにマシで、心の底からホッとした。