我が家では毎週末が掃除の日に指定されているんですが、僕に割り振られている家事「床の拭き掃除」が割としんどいんですよね。時間にしたらせいぜい30分もあれば終わるんですけど、リビング、収納部屋、キッチン、廊下、トイレ、洗面所と掃除機を掛けたあとに雑巾で拭いていくのは割と骨が折れる。掃除をした後には「綺麗になった!」という爽快感があるのでそれ自体は悪いことではないんですけど、もしこれを少しでも軽く出来てその間に他のことを出来たら楽になるんじゃね?と思って。
ただ家電量販店で説明を聞いたり、調べたりした感じでは「わーい俺何もしなくて良い」という感じではなく、それなりに考えることもありそうで……
乗り越えられる段差は3ミリまで
ブラーバは拭き掃除用なので洗剤と水を噴射します(水拭きの場合)。そのため絨毯などに乗り上げてびしょびしょにしてしまわないように、一定以上の段差は乗り越えないように設計されています。確かにそれ必要。でもそのおかげで、部屋と部屋の境目を乗り越えられないらしいんですよね……ということは運用としては、- ブラーバをリビングに置いて拭き掃除(15畳のダイニングキッチンなら50分ぐらい掛かる)
- 完了したらブラーバを持って次の部屋に移動して掃除開始(30分ぐらい)
- 終わったらブラーバを持って廊下に移動そして掃除回し(30分ぐらい)
- 終わったらリビングに戻して充電
ということになるわけで掛かる時間は全部で2時間、こまめにブラーバを移動させる必要もある。え、これ自分で拭いた方が早いんじゃね。。
事前に掃除機かけは必要
ブラーバはあくまで拭き掃除の機械なので、ルンバのようにゴミを吸い取ってはくれません。紙くずなど大きめのゴミや、髪の毛などは事前に掃除しておく必要があります。ルンバとブラーバの最新機種をとを両方備えていれば、アプリで連携させて、- ルンバで掃除をさせて終わったら
- ブラーバで拭き掃除をさせる
なんてことも出来るみたいなんですけど、さすがにそれは予算オーバー。。
ということで、ブラーバ起動前に掃除機かけなど最低限の掃除は必要です。一瞬「もう床掃除やらなくて良くなる!」と喜んだんですが、ぬか喜びでした。さすがにそこまでは無理だよな。うん、そりゃそうだ。
「空き時間にやってくれる」ということが大事
「どうせ掃除機は掛けるんだし、自分でやっちまった方が早い」そう考えて一時、購入を諦めようかとも思ったんですけど、使っている人(リアルな知人、ネットの声、家電量販店のスタッフの方)の意見をまとめると全員が全員「早く買うべき」。子供がいたり、ペットを飼っていたり、足腰があまり良くなかったり、まとまった時間が取りにくかったり人によって様々事情はあると思うんですが、拭き掃除って確かに大変なんですよね。夏とか汗だくになって拭いた端から拭き直したりしますし。
で、考えてみたわけです。自分で拭いた方が早いにしても、じゃあその2時間の間他のこと出来るってことは、実質的にゼロじゃないの?と。床にものが置いてある部屋など事前準備が必要な場所はいくつかあるけれど、そんなの5分で終わるし。自分で拭いた結果が綺麗か?といわれると、うーん。丁寧に拭いているつもりではあるけど、慣れで拭き漏れているところはあるかも知れない。
そういったことを色々考えた末、使う中で便利な使い方を見つけられそうな気がするし、まだまだ発展途上中の機械ではあるけれど、買ってみようかなと思います。買うのは最新機種の「m6」……ではなくて、旧ラインの上位機種である「390j」。値段がまだ手頃なのと、市販のクイックルワイパー用使い捨てシートが使えるのがポイント。
また買ったら報告します。