「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2019年4月のデータを掲載)

国会議事堂

内閣支持率のグラフを更新しました。


使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所



内閣支持率



43→44→42→47


内閣支持率にも改元のご祝儀ってあったんですね。


なんかもう「えー」って感じですが、何があっても動かなくて改元で「令和ええやん」で支持率が伸びるとかなんか意味わからない。SNSなんかでの政治に関する議論や、熱中している人たちの声のデカさと、現実的な社会の無関心とが矛盾しまくっていてどこにリアルがあるのかと思ってしまいます。まあ、でも社会の方が現実ですわな。そりゃ。熱心に活動している人たちには本当に申し訳ないけれど、声は全く届いてないんですよね。

一昨日行われた統一地方選挙でも自民党安定勝利でしたよね。京都では知り合いの活動家たちが熱心に推す候補が左京区や東山区に立候補していて……と書きかけたんですけど、長くなったので止めました。別に僕は支持も賛同もしてなかったですしね。ただ1つだけ書くなら、選挙が好きすぎて選挙活動自体が目的化しているように見えます。誰かをみんなで押し上げて騒いで善戦したねと言えるくらいの負け方をする、というのをずっと繰り返してる気がするんでね。本当の意味で、一般人の中に分け入っていってもらいたいなあと思いながら見ています。普通のおばちゃんが日々気にしていることにも耳を傾けて欲しいなと。

なんか内閣支持率から話が逸れまくってますが、これで参議院選挙の自民党勝利も決まったようなもんですかねえ。それはもう別に良いんですけど、安倍さん4選はさすがにちょっとなあ。色んなところで書かれてますけど、安倍さん本人がどうというよりもなんかさ、政治家全体に緊張感なさ過ぎじゃないですか。後継は河野太郎さんあたりにして、安倍さんもそろそろ引退を……と思ったら河野さん腎盂腎炎で休養されてたのか。河野さんも記者には微妙に人気ないみたいなんでどうなるかわかんないけど、他になあ。いるのかなあ。張りぼてでも良いから外見の良い40、50代を表に出してみたら良いと思うんですけどね。



政党支持率



こちらは相変わらずで、自民党以外人気がありません。もちろん「大阪維新の会」(日本維新の会)みたいに局所的に人気がある政党はあると思いますが、野党が軒並み支持率一桁では自民党が増長するのも仕方ないかなあという感じです。国民の声をきちんと反映しているかはともかく、「選挙をやって選ばれた我々が国民の声である」と言われたら制度上は「せやな」といわざるを言わないわけだし、支持率だって4割近かったらそれを批判するのは無理がある。そうはいっても野党がどうやったら支持率を稼げるのかさっぱりわかりませんけどねえ……もうちょっとなんかこう「やってくれそう感」があると、国民も期待しやすいんですが。そういう意味では立憲民主党はもっと支持されそうなのに、全然伸びないですよね。不思議だなあ。枝野さんは人気ないのかな。

立憲民主党が10%、国民民主党、共産党、日本維新の会、自由党と、社会党がそれぞれ5%とって、野党全部で40%ぐらいの支持率があればもう少し色んなことが変わると思うんですけど、でも人気ってどうやって獲得するんでしょうかねえ……合併すれば良いってもんでもないし。日本新党しかり、旧民主党しかり。難しいですね。金持ったカリスマがいきなり新党を立ち上げるみたいなのも日本ではあんまり無いしなあ。某与沢さんに歳入を秒速で増やしてもらうとかどうですかね。