今月初め、無料から使えるDNSサービス「Dozens」がサービスの終了を発表しました。
全サービス終了のお知らせ | DNSを自由に簡単に。Dozens(ダズンズ)
いつもDozensをご利用下さり、誠にありがとうございます。
この度、誠に勝手ながら2019年10月31日(木)をもって、Dozensの全てのサービスを終了させて頂く事となりました。
約9年間当サービスをご利用いただきまして誠にありがとうございました。
サービス開始当時は、サーバーのクラウド化が始まり自由に簡単に設定を行えるDNSサービスの必要性を感じスタートしたサービスでした。 しかしながら他社インフラサービスでもDNSサービスが徐々に充実していき、よりシームレスに各社クラウドサービスと連動するものとなりました。 DNSサービス単独の事業者である我々はこの環境の変化や現状を鑑みてDozensはその役割を終えたと判断させていただきました。 皆様にこのようなお知らせを行うことを大変心苦しく思いますが、何卒ご理解ご了承をいただければ幸いです。
確かに今やDNSサービスはそれほどニッチなものでは無くなり、AWSを触っているとその存在自体が希薄になってきているなと感じます。Route53とElasticIPでなんでも出来ますし。そう考えるとこういう結論に至ったのも仕方が無いのかな……と寂しく思うわけですが、そんなニュース(というか第一報はDozensからのメールでしたけど)を他人事のように眺めていて思い出した、面白いサービスだなと思ったんで1つドメインを登録していたんでした。かつてやっていたDJイベントのドメイン(switchover.info)で今は跡地になっているだけなので影響はないといえばないんですが、忘れないうちに変更しておこうと思ってムームードメインのDNSサービス(ムームーDNS)に変更しておきました。タイムラグがあっても構わないドメインなので、ムームーDNSを設定してすぐにDozensの登録を削除するという流れ。ムームーDNSはDozensに比べて機能性では劣りますが、該当ドメインはAレコードさえあればいいので、まあ良いかなと。
僕自身は「Dozens」を使いこなしていたとは言いがたかったですが、その機能性とニッチさで一定の役割を果たしてきたのかなと思います。9年間お疲れさまでした。ありがとうございました。