移動中に音楽を聴かなくなった
音楽離れって言うことじゃないんだけど。
バイトの大学生を見てると、ほとんどの大学生が、出勤してきたときや帰るときにイヤフォンもしくはヘッドフォンをして音楽を聴いてます。僕も昔は、移動中、つまり自転車に乗ったり歩いたりしているときに携帯プレイヤーで音楽を聴いてました(昔は自転車に乗りながらイヤフォンで音楽聴いても違法じゃなかった)。出掛けるとなったら、靴を履くのと同じようにイヤフォンを耳に突っ込むのが習慣でしたが、いつの間にかそれをしなくなりました。多分、Twitterかなんかに書いたことがあると思うんだけど、「止めよう」と思って止めたというよりはほんといつの間にか。
止めた当時はデスクワークだったし、出勤してから退勤するまで長いときで14時間くらいずーーっと音楽を聴いてました。その流れで通勤の時も聴いてたんですけど、あるとき何も聴かずに出勤してみたら街の環境音がなんだか新鮮で。もちろん騒音もあるけれども、音を聴いて気付くことも色々ある。
別に、気付いても気付かなくてもどうでもいいことなんですけどね。
こんなとこに工場あるのとかね。
おばちゃんが掃き掃除してる音とかね。
中学校の部活のかけ声とかね。
なんだかそういう環境音がある方が、移動としてリアルな感じがして妙に気に入ってしまいました。たぶんそれから、ジョギングの時を除いて、音楽を聴きながら移動してない。ジョギングの時は移動時間が長いのでなんか聴いてないと飽きちゃうし聴いてるけど。
だから歩きながら音楽聴くなとかそういうことじゃないんだけど、そう言えば自分も音楽聴いてたなあ、それも若いってことなのかなあとちょっと思ったり。自転車で何日も移動して疲労困憊の時、聴いてた音楽で元気づけられて乗り越えたみたいなこともあるので(今はやっちゃダメだけど)、もっと生活に音楽があっても良いんじゃないかとも思うけど、なんかそこまで切実ではないのかも。もちろん切実に音楽聴きたくて聞いてるわけじゃないとは思うんだけどね。