使用データ
政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所内閣支持率
51% → 51%。
予想に反して支持率が全然下がらない(そろそろ内閣支持率は操作されている!という人が出そうなくらいギリギリ過半数)ので、必然的に「反安倍」について書いてしまうのですけど、その前に個人的に安倍首相(Not 内閣/政府/自民党)を支持するか否かについて今現在の気持ちを書いておくと、支持はするけれど安倍首相個人は余り好きではないというのが正直なところです。
アベノミクスの成果が出ないなんて言われてますが、誰がやっても失速&混乱は免れえない状況なので、そんな中、日銀その他とコミュニケーション取りつつ何とか耐えてるよねと思っているので、それに対しては評価しても良いかなと。ただ言葉を軽く扱いすぎることがとても不満です。せっかく良い活動をしても微妙な言葉を(半ば挑戦的に)安易に使って、逆に評価を下げるというようなことが多いのが嫌。個人の理念を曲げる必要は無いけれど、日本を率いる内閣総理大臣としてもっとプロフェッショナルに徹して欲しいと思います。
で、「反安倍」。特に左側の人の話を読むときに安倍首相に対する批難を多く見掛けるのですが、その中には苦笑いしてしまうほどバカバカしいものもあって、ああ、この人らもうやれることないんだなあとしみじみ思ったりします。自民党という巨大な敵を相手にしたとき、唯一叩けそうなポイントが安倍首相個人だと見えてるってことなんでしょう。実際、「安倍はほんとに悪いやつだ」的な感じで書かれてる主張って、少し前なら自民党がとか与党がとか官僚がとかの文脈で言われていたことですよね。
場合によってはかつての民主党政権とか社会党政権とかが原因のこともあるのに、そういう政治全体に対する不満がすべて「安倍憎し」に収束している感があります。それさえ書いておけば、支持者に受ける的な。そりゃそうなんでしょうけど、それが安倍内閣の支持率低下に繋がっていないことは、支持率の推移からも明らかですし、政治の問題を安倍首相の個人的な資質に繋げて批判するのはやめて、具体的に議論すれば良いのにと思います。今のままだと「独裁的な世襲首相が日本を滅亡させる」以上の何かが伝わってきません。実際の話、日本政府がやることのほとんどは安倍首相の決定によるもの……ではないはずなのに(もしそうだとしたら、どんな零細企業なんだよ)。
まあ、与党が強いときの野党なんて、そんなもんかもしれないですね。地方選挙のときの地方政党の方が、よっぽど実のある提言をしてました。そういうのしないといけないとおもうんですけどね。
政党支持率
選挙も終わりましたので、各政党支持率を失い、それらが支持なしに吸収されるという流れ……かなと思ったのですけど、よく見ると与党は減らしてないですね。野党はもう少し頑張って欲しいところ。
あと、生活の党(略)が微妙に0.1以上を維持していて興味深いです。いわゆるそっち方面の受け皿なんでしょうなあ。京都市議会でもそっち方面のかたが立候補されていて、アレな有名人がこぞって応援演説に駆けつけたりして界隈ではわりと話題だったので面白おかしく眺めていたのですが、あっさり落選されてちょっと残念。左京区って言うとそっち系多いイメージなんですけど、受け皿用意するだけでは水は満たされないということなんでしょうね。