普段は10日スパンのグラフを掲載しているのですが、わかりやすさ的に1ヶ月スパンのグラフを掲載しています。
グラフを見れば一目瞭然、3/12あたりを山にしてじりじりと円高が進みました。もう3月も終わりますが、93円台に入るかどうかといったところで終わりそうです。3/12って経済ニュース何かありましたっけ?ちょっと思い出せませんが、3/20の黒田日銀総裁就任と関係があるんでしょうか。発言とか行動がどうとか言うか、そこまでの期間限定での、「折り込み済みの相場」だったみたいな感じで。
今度は1年スパンのグラフ。
その3/12あたりまでおよそ半年間円安基調が続き、現在の停滞が半年ぶりに長いものになっているのが解ります。これで本当に一服なのか、あくまで材料待ち注文消化待ちであって何か材料を得てまた大きく動くのかはよく解りませんが、まあ前回の停滞(2月中旬)のこともありますし、やっぱり何かあれば大きく動くんでしょうね。ヨーロッパの経済問題とか、アメリカの雇用統計とか、朝鮮半島情勢とか。こういう相場に果敢に突っ込む人たちはすげーなと思いつつ、情報も持ち合わせて初めて「無謀」から「勇敢」に昇格出来るのだろうなとも思いつつ、引き続き様子を眺めています。
僕にはここに突っ込んでく度胸はないですなあ…
さてはて、来週はどういう値動きになりますやら。
一応、見通し的な記事を見繕って貼っておきますね。
来週の東京外国為替市場見通し=黒田体制初の金融政策決定会合、米3月雇用統計に注目(モーニングスター) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
予想レンジ:1ドル=93円52銭-96円00銭
来週(4月1-5日)の外国為替市場で、ドル・円は上昇すると予想する。
最大のイベントは4月3-4日に黒田東彦日銀新総裁の下、初めて開催される金融政策決定会合になる。黒田総裁が28日に参考人として出席した参院財政金融委員会では改めて早期の金融緩和に踏み切る意向を示し、残存期間の長い国債の買い入れやETF、REITなど資産買い入れ額の増額などに言及した。市場では大型の追加金融緩和が期待されており、資産買い入れ額の増額が市場の期待以上だった場合は円安で反応しそうだ。また、1日発表の日銀短観における企業想定レートも材料視される可能性があるため注意しておきたい。
(中略)
ドル・円は今週(3月25-29日)に93円台に下落する場面が見られたが、その都度ドル・円には押し目買いが入っているため、下値自体は堅そうだ。下値メドは25日の安値93円52銭、上値は96円ちょうど。
今晩のNY為替の読み筋=ドル・円はこう着か、欧州動向には警戒必要(モーニングスター) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
29日のNY外国為替市場でドル・円はこう着する可能性が高い。欧米の株式・債券市場がイースター休暇で休場となるため、上下ともに値動きは限られそうだ。4月3-4日に日銀金融政策決定会合、5日に米3月雇用統計などの注目指標・イベントが控えている点も相場を動きにくくする。
ただ、欧州の動向は警戒しておきたい。イタリアで日本時間29日午後7時ごろから連立政権樹立に向けた協議を行う予定となっている。この協議は28日に連立協議が不調に終わり、ナポリターノ伊大統領が各政党と協議を再開するというもの。協議内容がうまくいかず政局不安が意識されれば主要市場が休場で薄商いだけに、ユーロが対円、対ドルで動意づくことは十分あり得る。
ドル・円の下値メドは25日の安値93円52銭、上値メドはフシ目の94円50銭。(加藤信之)
(日付は現地時間)
《1日のドル・円は“こうなる”》:テクニカル分析は円高示唆=フィスコ山下政比呂(フィスコ) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
ドル・円は、4/3-4の日本銀行金融政策決定会合、4/5の米国3月の雇用統計を控えて、動意に乏しい展開を予想。
テクニカル分析では、天井圏での反落を示唆する斜行三角形が完成していることで、90円85銭を目指す展開。
一目均衡表では、4/5まで94円付近で推移した場合、「転換線」が「基準線」を下回るデッドクロスが示現することで、黒田日銀総裁のデビュー戦は黒星スタートを示唆している。