例えばこういう事案。
ネットの嫌がらせは、狂気じみてて、普通、潰れちゃう。潰れない人を見て、大したことないというのは、違うよ。
— finalventさん (@finalvent) 6月 7, 2012
昨日見掛けた、「ネットの有名人はみんな大丈夫そうだし、攻撃なんて案外たいしたことないんじゃ無いか」というツイートに対するfinalventさんのコメント。簡単に言えば、大丈夫な人だけが残っているんだよ、ということ。
このツイートを見る前の日(つまり一昨日)に「アラ卒本」(90歳近くになって本を出す人が増えているということらしい)について話をしていてこんな事を思っていたのでした。
元気に活動する高齢者を見て「高齢者は元気だなぁ」というのと同じだね。元気じゃない高齢者は、目に見えるところで活動してないか、高齢者になる前に既に亡くなっている。
— いず ?.?ω.??? キラーンさん (@nobodyplace) 6月 7, 2012
不謹慎だって怒られるかわからんけど、でもそうだと思うんだよね。街で楽しそうにしゃきしゃき歩いて笑ってる高齢者を見て「高齢者は元気だなぁ」「年取っても案外いけるんじゃないか?」というのは違って、そうじゃない高齢者がたくさんいることに思いを馳せるべき。街で見掛けた彼らは体力的、経済的、気力的にたまたまそういうことが許されている人たち。
でもってちょうど今日目にしたのがこれ。
結論: 自然淘汰
だと思います。
説明は本文を参照して欲しいのだけど、うん、だよねぇ。そうじゃないと生き残れない、と言うのはあると思います。ああもちろん、業界にも会社規模にも依るので、経営者がすべからく厚顔無恥というわけじゃないでしょうけど、苛烈な競争を生き残るような企業のトップはそう言うんじゃないと生き残れないよね。
これらからわかること:
「落ちてきた結果」を拾い集めてそれらに共通する特徴を抽出し、それを全体に広げるのは多くの場合間違いなので気をつけないといけないねと言うお話。直感では正しそうな気がするんだけどね。それは錯誤であって錯覚。こういうのって世の中に結構いっぱいあると思うんだよなー。僕も多分今までに何度も同じ事をやらかしてると思うんで、気をつけねばならんなぁと思いました。
自戒をこめて。