15日から16日にかけての断続的な為替介入によって、一時82円後半までいった円高も一服、85円台まで下落。しかしその後じりじりと円高が進み、24日に再び介入か?の情報が流れるも確認できぬまま収束。「介入するぞするぞ詐欺」の効果も限定的で、アメリカも「市場操作だ」と反発してるしなんかもうって感じ。やっぱり単独で為替介入とかしてみても、1国で世界を相手にするのはそう容易じゃないってことか。
ていうか、もちろんそういう情勢あっての円高なんだろうけど、なんか世界的に嵌められてるような気がしないでもない。もっと元が動けば、今円買ってる資金はみんな元に行くような気がするんだけどねぇ。バブル的な意味で。ないんだろうねぇ。「誤差」を「大幅な値動き」とか言ってありがたがってる状態だもんねぇ。整理ポスト入りの株価みたいな感じ。
今後も値動きに目が離せませんな。
政府・日銀は16日の東京外国為替市場でも、急速な円高進行を阻止するため、市場動向を見ながら円売り・ドル買いの為替介入を日本単独で継続する方針だ。財務省幹部は15日夜、記者団に対し、「16日の東京市場でも必要に応じて介入する」と語った。
約15年ぶりとなる介入前の1ドル=82円台の円高水準が長期化すれば、日本経済に悪影響を与えると判断。相場が一定の水準で安定するまで介入を続け、市場関係者の間で指摘されている円高の流れを断ち切る構えだ。
東京外国為替市場で24日午後、1ドル=84円台半ばから85円30銭台へと急速な円安ドル高が進んだ。短時間での動きだったため、市場では、政府・日本銀行が再び円売りドル買いの為替介入に踏み切ったとの見方が広がった。ただ、野田佳彦財務相らは介入について「ノーコメント」としている。真偽がはっきりしないまま、午後は再び円が買い戻される動きとなった。