円の話。

この辺読んで。

日本経済について、思ったことメモ その3です。

最近、円高に文句をいう人を見かける気がします。

「円を配れば、円安になって、輸出が増えて丸く収まるじゃん!」みたいな話しを聞きますけど、どうなるのか考えてみましょう。
 

同じく経済の素人ですが、米欄も読みつつぼんやりと。


嫌われるかどうかはさておき、仁義を欠く行為であるのは確かでしょうね。
買ったものが次の日セールワゴンに入ってたら誰でも怒ります(笑)



通常、今後大幅な円安に振れることが明らかになっているときに、円建てで好んで取引する人はいないんじゃないかと思うわけです(力関係が極端に異なれば別ですけど)。今後円安に大きく触れることがわかっているならば、ひろゆきの例に出てくるアメリカ人はドル建てで取引するんじゃないですかね?もし円安になったとしてもこっちには100$返してくれればいい。日本人の友人が返す額は、5万円から10万円に増えますが知ったことではないということです。

日本が円安誘導をしていることを知っていてなおかつ円建ての取引に応じる状況がどんなもんなのかを想像してみるに、やっぱりそれは想定内の円安であれば今後多少円安に振れても円を獲得することを魅力を感じるという状況だろうと。つまりその時点で既にかなりの円高と言うことですけど、結局、円を配るとしてもそれを受け取ってくれるかは、自身の持つ円のレートをどこまで許容するかということになるんじゃないかと。



つーわけでひろゆきの例にあるような形で、「大幅な円安誘導」を「自己都合」で「不意打ち的」に行えばかなりの軋轢を生むことになると思います。でも「円安誘導しますよ」と宣言した上で、目標を設定して活動を始めればそれほどの軋轢は生まないんじゃないかとも思うわけです。投機対象になったりして大した成果は出せないかも知れませんけど。

もしくは相手にばれないように、じわーーっと円安にしていくとか。ひろゆきの例の取引を100回繰り返してその間に1回の取引で50銭ずつ円安に持っていくとか。嫌われるかどうかは、そのやり方の問題であって、ひろゆきの言うような方法でやればそりゃ嫌われるでしょうけども(笑)、問題のなかみはそこだけじゃないような気がしますです。


ま、円安になれば経済が潤うのかってのはよくわかりませんけどね。