もはや諦めかけていた、博多~佐世保~長崎旅行記、最終日です。
最終日(9/1)。
この日はいよいよ京都に帰る日。飛行機は長崎空港を17:45に出るのでそれまで丸一日あります。長崎はそれほど大きな街ではないので、市街地の観光名所を回るくらいなら十分です。というわけで、ホテルのレストランで朝食を取ったあと、市内観光へ。目的地はオランダ坂。
【10:08】石橋電停着
素早く目的地に着くことだけを考えたら、自動車で移動した方が早いんでしょうが…やっぱりね。長崎という街を観光するリズムは、路面電車のそれだと思うのね。文明が発達して目的により速く到着できるようになったとしても、出発地と目的地にしか用がない旅行に何の価値がある?と僕は思います。
【10:13】オランダ坂入口
オランダ坂って何があるんだろう?と思っていたんですが…誤解を承知で一言で書けば、何もないんですね。
補足するなら、かつて色んなものがあった場所の面影をとどめながら今でも人々が住んでいて、余計なものは何もない。そういう感じ。
京都で言うと、清水とか嵐山とか祇園とかではなくて、西陣とかそんな感じ。僕は好きです。
坂はきついけど。
修学旅行を懐かしんで。
【11:16】中華街着。
オランダ坂の建物を色々と見つつ、ゆっくりと歩いて坂を下り、中華街まで。おっと…「中華街」自体は実はそんなに広くないのねぇ。200メートルくらいの十字路だけで終わっちゃうのね。そうなのか。
ただ中国文化的なものという意味で言うと「中華街」の周りにかなりはみ出していて、中華街が広くないから文化的にあまりないと言うことではなく。むしろ「中華街」はテーマパークみたいな感じなのかな。
【11:43】本日の昼食。
随分歩いてお腹空いたので、今日は早めに昼食。中華街から銅座を抜けて江戸町商店街へ。前日Cariocaさんで聞いた長崎チャンポンの店「群来軒」。あっさり目のチャンポン。らしい。チャンポンも皿うどんもこってり見えるけどあっさりで上品で凄く美味しい。
長崎に行くまで、ちゃんぽんってくどいイメージがあったんだけど実際に食べるとなんか全然違うね。色んな味があって、全体的には非常に食べやすい。美味しいじゃん!
【13:38】長崎ロープウェイ
長崎観光、「最後は高いところから景色が見たい」ということで稲佐山へ。稲佐山からの眺め。
ほとんど観光客もいなくて、ロープウェイ大丈夫かと少し心配になりましたが、眺めは綺麗。ロープウェイも気持ちいいし。
ちなみに、稲佐山に行くのに長崎駅前からバスに乗ったんですが……このバスが、長崎で一番衝撃的な体験でした。長崎のバスって…何であんなに暴走してんのwww
乗ってる人たちは多分慣れてるから気付かないんだと思いますが、直線もカーブもガンガンに飛ばして、揺れようが跳ねようがお構いなし。法定速度ぎりぎりまでスピード上げて、一刻でも速くバス停に到着することを目的に……ってなんでよww
いやぁ驚きました。楽しかったけどさすがにちょっと怖かったです(苦笑)
【17:45】長崎空港発
長崎駅前を16:10に出発して17時に長崎空港着。随分と歩いて疲れたし出発時刻までは時間もあるし「スタバでゆっくりしよう」とか言ってだらだらしてたら、聞き覚えのある便名で呼び出しが……って俺らだ!時間見たら、17:30。驚いて「まだ時間あるじゃん!」とか言ってたんだけど、いやいや飛行機ってそういうもんだよね。出発時間に間に合えばいいってもんじゃないわけだから…。ご迷惑おかけしました。すみません。そんなどたばたを経て無事長崎空港を飛び立ちました。
【18:55】伊丹空港着
というわけで、乗り遅れることなく無事に到着しました。閉店作業で右往左往の状態だったけど、とにかくお腹空いて京都まで帰れそうになかったので、かつくらでとんかつ食ってみたり。
うむ、やはり美味い。
それにしてもどこに行ってももの食ってばっかりだなw
そんなこんなで旅行も終わり。
道中お世話になった皆さん、本当にありがとう!いやぁ楽しかった。
またいつか、行きます。