若干値段は高めに付けられてたけど、速攻で購入。何度買い直しているかわからないけど、何度買っても聴いているうちになくしてしまうのでそのたびに買い直してる。
このアルバムは小沢健二がソロになって初めてのアルバム。んで、後年、「dogs」として再販されていて、こちらの方は手に入りやすい。
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…のだけど、ファンなら絶対に既に絶版になっている「犬は吠えるがキャラバンは進む」の方を買うべき。というのも、ファンの間では多分常識なのだけど、再販された方のアルバムには「犬は吠えるがキャラバンは進む」で収録されていた小沢健二自身によるライナーノーツがない。
で、このライナーノーツはただのオマケではなくて、アルバムの中の1曲「天使たちのシーン」を聴くのに必要なもの。いわばアルバムを構成する一部であって、このライナーノーツのないアルバムは、正しいアルバムじゃない。
小沢健二は音楽活動をほぼ休止してしまって、なんかもうそっちの方にモチベーションがないみたいで残念だけど(彼の特異なキャラや王子様的なノリがよく注目されて、音楽って言うと小山田圭吾ばっかりになっちゃうけど、やっぱり小沢健二がエディットした曲ってのは良いと思うんだよね)、これだけの曲を残してくれているから良いかな、と今は思ってる。
というわけで、そのライナーノーツも完全に保存したアルバムを置いておいてくれたブックオフに感謝。今度こそ、なくさないようにしなくちゃ。