もうそろそろ今年の新馬の情報収集にも力を入れ始める頃であります。
大体のチームは、ダービーが終わると1シーズン終了、
次の新馬戦までにドラフトを行うという感じになってるはずだし、
どこのチームでも同じでしょう。
(まぁうちは宝塚までのルールでやってますが)
情報はどの辺に転がってるかというと…
もちろんネット上にも沢山転がってるけど、ソースの分からないものが多く、
外れても誰も責任取らないから緊張感もない。
というわけで大体の場合、ネットの情報2割、専門誌/専門本の情報8割になってきます。
珍しくネットに頼らない。
で、情報源に関しては、ネットにせよ本にせよ各自秘密だったりするんですが、
まぁもういいかっていうんで書いちゃうと、一昨年、去年と調子が良かった僕の情報源は、
通称『黒本』、流星社の『POGの大穴』っていう本でした。
POGの大穴 2007-2008 (2007) (流星社の競馬本) 流星社 2007-07 by G-Tools |
『赤本』に代表される一般的なPOG本は、
各牧場を回って写真を撮らせてもらいつつ期待馬を教えてもらって、
競馬関係者や引退した調教師なんかに一押しの馬を選んで貰い、
あとは責任編集のライターが特集組んでハイOKみたいな感じ。
POGの達人完全攻略ガイド2008~2009 須田鷹雄 光文社 2008-05-17 by G-Tools |
必然ピックアップされるのは流行の血統とか、
良血同士の初子とか、有力厩舎に入厩した期待馬とかそんな感じの。
確かにその中の多くは走るんだけど、そういう情報はみんな知ってるから、
結局かぶって上手く指名できなかったりするんだよね。
それに比べると黒本は、そういう誰でも知ってる馬なんかどうでも良いよと。
データ的に見ると意外に走ってる血統とか、
血統が見栄えしないから注目されないけどとか、
注目されてる中でも特にこれとか、そういう絞り込みが方針で。
プロ一人、マニア一人の3人でやってる僕にとっては願ったりかなったり。
重宝してたんです。
…んが。
去年はそれが無くてねぇ。
あー遂に裏、裏で行きすぎて廃刊になったかと。
流星社の刊行予定にもないし…残念無念。。と思ってたら、
そう、上で貼った通り実は今年(07-08)版も出てたのね。
ただし…発行がなんと7月。
7月!?
新馬戦開始から1ヶ月も経っちゃった後で出たPOG本なんか、
一体誰が買うんだよ…(苦笑)
こんなの、買ってその年使って、次の年には捨てられる運命なんだから、
早ければ早いほど良いんだってば。
あれかな、データに凝りすぎて編集押したとかかな。
普通に読み物としても面白いから読んでみても良いんだけど、
今から買うのものなぁ…バカバカしすぎて笑える(笑)
流星社さん、今年は頼みますよ。マジで。
流星社◆競馬&サッカー・格闘技の出版社