品の良い、自転車のベルの鳴らし方。
今朝出勤途中、御池通りを歩いているときに、
後ろから自転車のベルが聞こえました。
『チリン、 チリン』
恐らくベルの種類の問題でもあるんだろうけれども、でもその音の鳴らし方に品を感じて。
追い抜いていったのは初老の男性の方でした。
御池通りは車道も広いけど、歩道も京都にしてはある程度広くて、
車道側は自転車も走れるようになってて、歩道とシームレスに繋がってる。
なのでどうしても歩行者と自転車との間で何らかの合図とか、
譲り合いとか必要になってくるんだけど、
自転車側からはベルを鳴らすか、避けて追い抜くかしかなくて、結構危ない場面も多い。
個人的には、歩行者としての自分視点で考えた場合、
後ろから来た自転車にベルを鳴らされるのはあんまり好きじゃなくて。
多分、絶対にベトナムでカブに乗るとか出来なさそうな感じだけど(笑)、
なんかねー特におばさんとかでベルを連打しながら歩道を突き進むタイプの人だと、
意地でもどくかよ、って気になっちゃう。
何でそんなに偉そうやねんと。
逆に自分が自転車側の場合は、そう言うのが気になって殆どベルは鳴らさない。
かといって声を出せるわけでもなく、
(合法でも)歩行者と一緒になる場所はなるべく通らずに、
車道を通るか、大きく避ける感じになってしまう。
何かそれもどうなのっていう感じ。
そう言う意味で、今日の男性のベルの鳴らし方に少し感銘を受けたのでした。
『チリチリン!』
と連打するのではなくて、
1つ目と2つ目の間に適度な間をおいて、
『チリン チリン』
っていう感じ。
たったそれだけのことで、随分柔らかく聞こえてビックリした。
車のクラクションもそうだけど、難しいよね。