写真を撮っていて、自分が苦手だとか、
あんまりやったことがないとかいうテーマがいくつかあるのだけど。
その内の一つが、雨の日の写真。
雨の日って、とにかく暗くて、濡れるから、そもそもカメラを持ち出しにくい。
でも、雨の日の情景を撮った写真や、描いた絵は、
雨の日独特の、落ち着いた静かな風情があって、
そういう写真には凄く憧れる。
でも、実際問題、雨の日にカメラを持って、
被写体を探して撮ったとしても、
なんとなく、ただ暗いだけの街にしかならなくて…
なかなか、『雨を象徴する何か』を、写真の中に切り取れない。
うーん。
準備思考が足りないんだろうか。
ま、そうなんだけど、
見事な写真を撮るのは難しいにしても、
とりあえずマクロレンズを買ったことだし、
葉に付いた滴だけでも、少しは、
雨(もしくは雨上がり)を示唆出来きるだろーと思って、持ち出してみた。
ガラス・モニュメント(御池柳馬場)。
季節外れの桜と滴。
傘の中から見た街。
雨の日の木槿。
うーん。
かろうじて、水滴が見えるけど、
雨の情景、と呼んでしまうにはちょっと物足りないか…
何が必要なのかなぁ。
[snap] KyotoDays – 2007 – a photoset on Flickr