能動的に本を買うのは、自分的には越えてはいけないラインだなーと思ってたのだけど、
しかし、Amazonで簡単に買えちゃうしなー…とか思って、
まあいいや、と、『らき☆すた』単行本を買ってしまったのが、2ヶ月前くらい。
や、面白かったっす。
んで、これはコミック以上に無理だよな、と思ってたのが、
“ライトノベル”、だったわけですが。
好奇心に負けて、遂に購入。
うーむ。
涼宮ハルヒの続編が放映されるらしいし、
そのベースは、ライトノベルだと4巻にあたる『消失』らしい、ってことで、
3巻までは読んでおこうかなぁ、と思って。
(アニメでは既になぞられてるけどね)
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読んだ率直な感想は。
面白いじゃん、これ。
設定がご都合主義過ぎるとか、そういうのはね、
えーもうアニメを見た時点で出てると思うので、
『涼宮ハルヒシリーズ』に対する感想ではなくて、
オリジナルである、ライトノベルに対する感想と言うことで言えば、
えー、ライトノベルってのは、何がライトなんだろう、とか。
描写が甘いとか、設定が中二病っぽいとか、
そういうのは別に普通の小説でも余裕であり得る駄作なわけで、
高い前評判と、高い値段で買ったハードカバーが、
下らない極致だったときのショックと言ったら…
ライトだからどうこうとかじゃなくて、普通に楽しめた。
もちろん、アニメを最初に見てたから、設定の突飛さとかスルーしてるってのもあるけど、
アニメの中で省略されてたセリフや、場面なんかが興味深くて。
ライトノベルって言うジャンル名は、あんまり、
作家や作品のためにはなっていない気がするなぁ。
そのジャンル名が無ければ、もうちょっと広い範囲を対象に出来る気がするし。
とりあえず、第2巻、『溜息』も読んでみることに。
こっちは、Amazonの感想欄が結構、厳しいことになってるけどなー
さてはて。