なんだろうかね、
僕別にテレビが特別好きというわけではないんですけれども、
なぜか今年はほぼ25時間見てしまった(苦笑)
何が僕を惹きつけたかというとだねぇ。
ひとえに、フジテレビというテレビ局の、一貫した姿勢、特色だね。
正直に言うと、スポーツだろうが、ドラマだろうが、
とにかく素材がなんであろうとも、
バラエティーに仕立てたがる、その姿勢は、時に嫌いなことすらある、
白けることもある、
でもなんだかなぁ、
ライブドアの一件があって以来、ドタバタにまみれていたフジテレビの、
底力というか、なんかそういうモノを見たような気がする。
決して全てを感動仕立てにするのではなく、
楽しいってなんなんだ、というスタンスに常に立って、
25時間、エンターテインメントを発信続けたフジテレビ、
尊敬に値すると思う。
はっきり言って、25時間、ずーーーっと、馬鹿馬鹿しかった(苦笑)
でも、寒いダジャレ(by鈴井)でもたたみ掛けられると笑ってしまうように、
鶴瓶の大脱走劇(なんの意味があるんだ)、
山中部長のどっきり、人事異動、フルマラソン(なんの意味があるんだ)
ライブドアもにおわせるようなリアルタイムドラマ、
かと思えば、堀江貴文社長のジョギング&細木数子と対決(なんの意味があるんだ)
突然F1の予選生中継、
カマの空騒ぎ(なんの意味があるんだ)、
そう続いていくとねぇ…いつの間にか楽しんでる自分がいたんよねぇ。
僕みたいに、
普段全くテレビを見ない人間だから思うのかもしれないけれども。
素晴らしい、エンターテインメントだったと思う。
かつ、メッセージ性もあったしね。
フジテレビの『器』に、拍手を送りたいと思う。