ITmedia Games:ゲーム脳、言われているのは日本だけ前編において、医療的効果や教育的効果はもちろん、人格形成にも利用できることが判明した「シリアスゲーム」。とは言え、「ネット中毒」や「ゲーム脳」など、ゲームのマイナス面があるのも確かだ。これらの問題は、どのように捉えていくべきなのだろうか?
とりあえず、上に掲載した記事を読んでもらいたい。
特に『ゲーム脳』に関する部分。
ある研究者の研究に対して、こうしたインタビューで批判することは、
公平でもないし、(学術的に)何の価値もない、ということは分かっているのだけど、
これを読むと果たして僕らは『ゲーム脳』の何を知ってたんだろう…というおもいになってしまう。
まぁ僕も例に漏れず、ゲームに熱中して育った世代なので、
この『ゲーム脳』という主張に対しては、反射的に反抗的な感情を抱くんだけど、
でももし自分がヒトの親になったら…と考えると、
『良くない』といわれているようなことを、
子供にすすめるとも思えず。
でも、これを読んでよくよく考えれば、
『ゲームをし過ぎると脳が弱る』という主張が正しいのか、間違っているのか分からないまま、
(判断材料も満足にないまま)
漠然とした不安だけで、ゲームを否定してはいなかったか、と。
ゲーム脳に関しては、
正しいとも間違ってるとも、今でも分からないけれども、それはいったん置いて置いて、
ゲームをすることが悪か、といわれるとそうでもない気がする。
もちろん、物事には限度ってもんがあるんだけど、
少なくとも、想像力をかき立てることや、感情の変化を感じることなど、
(いやむしろ、ストレスの発散だけでもいいよ)
日常のバランスを崩さない限りは、
問題はないんじゃないのかなぁ…と思う。
まぁ、『子供に見せたくないテレビ番組』とかでもそうだし、
良くない、悪い、って煽りたがる良識派?のヒトってどこにもいるけど、
それってどうなんだろうなぁ、と。
個人的には、それに載るときも、載らないときもあるだろうけど、
そうやって煽ることには、中身がないと思うんだよね。
日本人に限ったことではないけどさ。