JWordは氏(ry

JWordというソフトウェアがある。
無料サイトなんかでよくダウンロードを進められるアレだ。
JWordは、アドレスバーに会社名、商品名などの日本語を直接入力して
インターネット検索が簡単・便利にできるサービスです。


まぁそういうわけなんだが、悪いけど、僕はいらない。
ソフトの善し悪しはともかく、必要としていない。
アドウェア、スパイウェア的な活動をする(*1)と聞いたこともあるし、入れたくない。
しかし、だからといって友達の掲示板を訪れないわけにもいかないので、
訪れる、そして何日かに一回(ランダムか?クッキーか?)、
ダウンロードをすすめる広告がでる。
黙って、『信頼できない』ボタンを押す。


まぁ、しかし掲示板にしろ、ウェブスペースにしろ、
無料で提供してるんだし、この程度の広告はまぁよしとしよう。
しかし、JWordって、場所によっては非常にたちの悪い、
はっきり言って違法じゃないかと思うほどの突撃を仕掛けてくる。
気がつくと、
『JWordをインストールしました!』
っていうメッセージがでてる。
バカ野郎。何してんだ。
黙って、『アプリケーションの追加と削除』を開いてアンインストール。
きちんとアンインストールできてるみたいだからまぁよしとしよう。
昔と違って、残がいをばらまくこともないみたいだしね。
だが、手法は少々、どころか大いに問題あるだろうよ。
訴えてもいいんだぜ?


んで、あれだ、誇らしげにこんなことを発表しております。

Japan.internet.com Webビジネス – JWord、登録キーワードが1万を突破
JWord 株式会社は2005年5月26日、同社が運営する日本語キーワード検索サービス「JWord」のキーワード登録数が伸び、有効登録キーワード数が5月23日に1万キーワードを突破した、と発表した。

JWord では、ヤフー株式会社との提携により、Yahoo! JAPAN の検索結果内で JWord が掲載されたことによる、キーワード登録ニーズの増加や、GMO グループでキーワード販売の人員強化を行ったことが、登録数増加につながったと見ている。

JWord は、アドレスバーに会社名や商品名などの日本語を直接入力する、インターネット検索サービス。5月18日現在のインストールユーザーは2,351万人(JWord 調べ)にのぼる。

キーワード登録希望企業は、社名やサービス名などの検索キーワードを有料で登録することで、目的のサイトへユーザーを誘導できる。


ユーザー増えたって、知らずに入れちゃったやつとか、無理矢理入れられたやつとか、
ソフトに同梱されてたとか、そんなのだろう?

キーワード増えたのはヤフーと組んだおかげで、
それにヤフーと手を組んでって言うか、JWord自体が、GMOとYahoo!の共同出資じゃないか。
そして、スパイウェアのCnsMinの製造元はYahoo!の100%子会社だそうじゃないですか。
はなっから、Yahoo!の手先なのに今更何を言ってるんだと。
憶測でしかないので微妙だけど、
汚い仕事を、子会社と資本提携先にやらせてる感があるんだが、
違わないんだろう?
GMOといえば、先日下手くそな営業をかけてきた9199.jpの裏ボスなわけだが、
9199.jpのツールは実はJwordらしいじゃないですか。
重ねて妄想すれば、Yahoo!とGMOとで、共同出資のスケープゴートを作ってみたんじゃないんかね。
会社沿革からみてまぁそんな風ではないわけだが)


いずれにせよ、だ。

うざい。ただ、これにつきる。
せめて、ポップアップウィンドウにしてくれ。
海外の新聞サイトでも、カジノ広告がでたりするが、無理矢理インストールするほど悪質じゃないぜ。
それができないんなら、

頼む、潰れてくれ。

(*1) JWordの設計がというよりもメインモジュールとして使っている『CnsMin』がスパイウェアと言われている。JWord的には、『スパイウェアではない』との見解(http://www.jword.jp/help/help_faq_install_cnsmin.htm)だが、それは要するに、モジュール的には、スパイウェア的機能の搭載も可能だが、本ソフトウェアはその機能は搭載していないし活動もしていない、ということを言いたいのだろう。活動としてスパイウェアではないが、ソフトとしてはスパイウェアであるといえる。そもそも、『CnsMin』自体が、削除の難しいスパイウェアとして悪名高いこともあり、動作云々ではなく、この選択自体、倫理観にかけると僕は思う。