完全にタグで全てを支配しようとしている僕みたいな人種ははっきり言って、『絶滅危惧種だ』ということ。
ITmedia にあった記事によると、(→ITmedia:LifeStyle)
作成に利用しているのは「無料のホームページ作成サービス」が4割、「有料の作成ソフト」が3割弱、無料の作成ソフトが1割強で、「更新頻度」は「ほぼ毎日」が1割強しかいないが、「月1日以下」は3割強にのぼる。
とのこと。
テキストエディタでHTMLからプログラムまで打ち、
かつ毎日更新しているとなると、計算上、1%程度ということになる。
作成サービスやソフトは、便利だとは思っているけど、
自分の思い通りにならない部分がどうしてもあるので、やはり常に使う気にはならない。
よくできたMTのこのエントリ機構でさえ、かなり(好みの上での)不満がある。
こういう傾向は、最近友達が仕事手伝ってくれるようになって、より一層思うようになった。
なんでしょうなぁ。
見た目良ければ良いんだけど、ずっとタグ触ってきたせいか、
作成ソフトの吐き出すタグが気に入らなくて(苦笑)
無駄な改行、無駄なタグ、廃止予定のタグ(fontなど)が我慢できなくて、
(本来仕事的には余分な作業なんだけど)
それらを全て綺麗にしてたり。
ホント、変なところだけ、潔癖なのな。
よく、作成ソフトの方が視覚的でわかりやすいという言い方をするけれども、
僕にとってはそんなことはなくて、
完成品を見ながら作業しようが、タグ見ながら作業しようが一緒。
タグ見て何してるかが分かってさえいれば、
完成図がどうなるかなんて分かることだし、
自分で何をしているか分かりたいんだろうね。責任持ちたいというか。
WEBデザイナーに限らず、正しい仕事のやり方は、楽できるところは楽する、つまり、
エネルギーを集中すべきところを見極める、
この場合で言えば、作成ソフトに任せられるところは任せた方が、
結果的に仕事はすんなり終わる、まぁそうなんだけどさ。
そして、危惧種たるタグ打ちの人々の作るサイトってのは、
知識に才能が偏りすぎてて、正しいかも知んないけどただダサイ、そんなサイトが多いのも事実。
それじゃあねぇ、片手落ちのハズなんだけど。
でもだからと言って、僕が今の形式を止めることは殆どあり得ないだろうな。
会社にソフトの使用を強制されたときか…
やっつけでも何でも良いからとにかく回さなきゃいけなくなったときか、
完璧なソフトが出来たときか、
自分では手に負えないほど複雑化したときか。
いずれにせよ、現状のままではあり得ないね。
まぁ、そう奇異な目で見ないでくださいよ。
別に凄いことやってるわけじゃなくて、出てくるもんはおんなじなんだから。
ちょっとね、手法が原始的なだけ。
でも、自分が作るものが自分で分からないってのは、
僕の美意識的に、我慢ならないんだよね。
ただそれだけです。