Ajax

以前、以下のようなことを述べた。
HTMLの機能が既に一般人の満足できる水準に達している現在、
(この場合、ユーザビリティやアクセシビリティは考慮していない、表現したいことが出来るかということ)
それ以上の後継言語が必要なのか、果たして一般化するのか、正直にいうと疑問だ。
これはこれで間違っていない部分もある、
『私のホームページ』が欲しいライトユーザには、今も昔も関係のない物だ、
しかし、『ユーザーにとって』必要がない、という論点は間違っていた。
訂正し、改めて理由を挙げたい。

そう思ったのは…Ajaxを知ったからだ。
僕もよく分からないが、簡単にいうと、
JavaScriptと、XMLを使って、WEBベースでインタラクティブなアプリケーションを作り上げよう、
ということらしい。
上記、Ajaxに関する和訳サイトで示されている2サイト、
Google Suggest[beta]と、Google Maps[beta]とが、
Ajaxのユーザに与える影響を、端的に示している。

(僕も含めた)一般ユーザはこれは作りはしないが…
その技術の恩恵にあずかることにはなるだろう。
『私のホームページ』を作るのにも、より便利なアプリケーションが出てくるかもしれない(ちょうどblogのように)
そう考えると、新しい言語体系を策定し続けることは決して無駄ではなくて、
ライトユーザ向けに下位互換を保つ必要がある、というのは事実ではあるけれども、
(そしてそれ故に、言語そのものの進化は体感的ではないかもしれないが)
いずれ一般化するときが来るのかもしれない。

まぁ…たとえ100年経ったとしても、
人類の半分がプログラミングが出来る世界になる…とはとても思えないけれど。