(うるせぇな…

『KIDBOX::私のこと本当に好き?好きならちゃんと言葉で言ってよ。』

ん。男側から斬ってみますかね。

まず基本的に、そういうことをしょっちゅう言うような女とは付き合えない。
なので、もし付き合ってる彼女にこう言われたら、ただ、うっとおしく思う。
機嫌さえ悪くなければ、言うだけなら別に苦労しないし言うけど、
だからなんだってんだ、と言うのはある。
(普段全く言わない子に突然言われるのはまた別でございます)

この手の言葉が嫌いなのにはいくつか理由があると思うのだけど
考えてみるなら、たとえば、
『本当は別に好きという言葉を聞きたいわけじゃない』
ということが明らかに透けて見えるから嫌いだ。
そこで好きだ、と言っても、その場が丸く収まるだけで、
別になんにも解決しちゃいない。
示唆だけだから結局、また好きと言えと言われるだけだ。

だいたい、2人が上手く行かないのがどちらか片方だけの責任であるわけが無く。
しかし往々にして、押しつけられる傾向にある。
まぁ別にかまいやしないけど、女ってのはそういうもんだ、
女ってのはそういうもんだが、そういうもんなら、僕は女なんて要らない。
良い悪いの問題ではなく、圧倒的に好き嫌いの問題だ。
女心がわからない、なんて悩む人いると思いますけどね…
わかろうとするから悩むんですよ。

『仕事と私が?』にしても、内容はどれくらい自分を大事に見てくれてるのか?
という質問だけど(洞察でもなんでもなく見りゃ分かる)、でも実際は、
答えようのない問題をぶつけて、自分の方を向かせたい、という
ある種ヒステリックな質問でしかない。そこには多分、意図なんかない。
ていうか、僕の知ってるいい女はそんなことは言わない。
言う必要なんか無いし、両方大事で、
聞いても仕方のないことだと、理解してるから。
困らせるための質問を、する必要はない。

転んで泣く子供いるでしょう?あれと同じこと。
『私困ってるの!何とかしてよ!』
…しらんよ。
つまりどうしたいの?
話を聞くのも、助けるのも出来るけど、
何をしたいかを決めるのは出来ないぜ?


こういう感情は、人それぞれだし、
相手とのバランスにもよるし、一概には言えない。
僕だって彼女が変わっただけで、言うことはころりと変わるでしょう。
でも正直に言って、最後にコレを言うのもなんだけど、
こういうのって意外に性差じゃないかもしれないな。
ホント、人による。
男でも、うっとおしいヤツは、うっとおしい。そゆこと。