なんて台詞を君がとある異性から言われたとしよう。君は…
トラックバックである。
さて、この場合、君つまり私は如何に行動するだろう?
もっとも現実的な意見は、
『そんなことは言われない』
であるわけだが、それはひとまず置いておいて。
僕の場合、まず何を感じるか、ということに置いて、一番重要なファクターは、
その時の状況、そして相手の空気、である。
もちろん、相手のこれまでの言動パターンもスキャンするが、
ステレオタイプより目の前の人間の方が大事、というのが僕の考え方。
たとえ、軽いタイプであっても、言い方によってはドキッとする。
まじめなタイプでも、言い方によっては、ただ、引く。
例えば…
普段からそういう下ネタで笑ってるような間柄だったりしても(某クラブのスタッフとか(笑))
そういうセリフを言ったときの目が笑っていなければ、少し、『ん?』と思う。
ドキッとするかどうかは、好意のあるなしもあるので一概に言えないが
意外性は確かにある。
でも、状況によっては、『何言ってんの!(笑)』と即答する場合もある。
それも、冗談に逃げたいときと、ホントにそう思ったときとある。
断れないが、こちらが真面目に返したら立つ瀬がない、そんな時は冗談で返す。
ホントにびっくりすれば、むしろ、『マジで?(笑)』と返した方が面白いかもしれない。
逆に、普段真面目な人からこういうセリフを言われたとする。
とは言っても、僕が真面目だと思ってただけで、実は遊び人かもしれないし、
実は冗談の好きな人かもしれないし、
もし向こうが真面目で、好意があるという状況なら、
それはつまりまじめに考えざるを得ないわけで、少し重い。
軽い気持ちで『いいよ。』と答えて寝てしまったら、
このあと、どこまで責任を取らされるのか、くらいのモノがある。
逆に、冗談ぽく、でも嘘じゃないよ、という空気で言われれば、
少しこちらが分が悪い。もし好意を持っていればなおのこと。
真意を問いただす、なんて野暮なことはしないが、
そのセリフを、何を考えて口にしたんだろう?とは思う。
結局のところ、僕にとっては、
相手の人が、僕の中で軽いか真面目かなんてことは特に意味を為さない。
僕だって人間だから、ある程度ステレオタイプを持って人と話をする。
でも、それを修正することを厭わない。
そうでないと、相手のことをきちんととらえる事なんて出来ない。
この場合にしても、重要なのは、どんなセリフをどのように言ったか、ということであって、
その人がどういう人だったのか、ということじゃない、
いままで、性に関して口にしなかった人でも、
失恋して寂しくて仕方なくてつい…と言うようなことだって起こりうる。
基本的に僕は男なので、『言い寄られる』という感覚がイマイチわからない。
クラブに行けば浮き彫りになるとおり、
ナンパするのは男、されるのは女。
多少人によって違うけど、ナンパする女は、
少し変わってるか、若くて遊びの代わりか、その辺。
ほとんど(自分に関係したところでは)お目に掛からない、
だから、『あ、こいつはどうしようもないヤツだ』と、思う機会もあんまりない。
でもまぁそれはね…『自分の知らない人』に言い寄られるってことなので。
ちょっと趣旨とは違うか。
そうよく知らない人(職場の人とかよく行くコンビニの人とか)が、
明らかに遊びで誘ってきたら…
── まぁ、心が相当に取り乱してれば応じることもあり得なくはないが ──
やっぱり、軽蔑してしまうだろうね。
『ステレオタイプ云々』の話とは矛盾に見えるだろうけど、
『そういうヤツ』ってのはいるからね。世の中にたくさん。
街角で二人ぐらいで座って、二人組の女の子に片っ端から声掛けるヤツとか、
そうされることを期待して夜の河原町を制服で歩いてるヤツとか。
でもま、それもね、僕とっては別に。
そういうやつにも、きちんと考えていて、ちゃんとしたヤツもいるってことも知ってるし。
そして、毎日真面目に働いてても下らないヤツもいるしさ。
大事なことは、きちんとモノを見ることだよね。
今、目の前にあることを。