ニート(NEET)いかにも英語的で嫌な言葉だけど、まぁなんだ、そういうことだ。無業者のこと。(Not in Employment Education or Training)もとは英国の労働政策から出てきた言葉。フリーターは就職意欲のある人たちだが、ニートは同年代で就職意欲のない人たちのこと。統計上現われ難く、実態がつかみづらいが、ある調査によると2004年現在で76万人に達し、同世代の約2%強に相当するとされる。この数字は10年前の約1.9倍。ほとんどがパラサイトで、短期アルバイトしかしない。
『どうして素直に無職だと言えないのか?』
『一見格好いい名前を与えると反省しなくなるかも』
という意見も見かけた。
この言葉は意外と同義語が無くて、
『無職』より、その性格を含めて狭い範囲の集団を指している。
もはやモラトリアムですらなく、ただ何もしない、という人々のことだ。
正式名称『Not in Employment Education or Training』からもわかるとおり、
働いていない人の中で、学生でもなく、就労に向けた具体的な動きをしていない、
つまり働くべきなのに働く意欲のない人のことを指す。
働かずに食える状況というのもはっきり言って驚きだが、
(どんな便利な社会なんだ日本は)
まぁ確かに、こういう言葉を使うと、居場所を与えるという影響もあり得るね。
そもそも、ホームレスでさえ食い扶持を稼ぐために働いてる時代。
僕自身は働かないことに対して偉そうなことは書けないけど、
しかしなんだろう、解消に向けた社会的対策とかではなくて、
そういう人間に対しては、それなりの対応をしてやることが
社会的に正しいことなんではないだろうか。
フリーターや学生アルバイトは、確実に日本の産業の一端を支えていると思うが、
ニートはマイナスをもたらすだけである。
それをサポートするために支払う税金…もったいなさ過ぎ。
ニートは飢えて良し。