FireFox?

紹介しよう、しようと思って忘れてた。
とりあえずコレを読んでいただきたい。
親愛なるIEへ――お別れの手紙(ITmedia)

文章が絶妙というか、ここまでやらんでもというか。
要するにIEに愛想が尽きてFireFoxを使うことにする、
という、筆者のブラウザ引っ越し宣言なのだけど、
FireFoxねぇ…どうなんでしょうね?

例によって好きだ、っていう人は多数いますけども、
僕が一番感じるのは…悪く言う人がいなさすぎ。
言ってみれば、Macと同じですよね。
Apple Computer のWEBサイトが美辞麗句で埋まっているのと同じ、
ある種の『胡散臭さ』を拭えてないと思う。
(製品の善し悪しはともかく)

そしてMozilla。
僕は一回、Netscapeで懲りてるんでね…あんまり信用できない。
もし、Netscapeが、NN4からブラウザに特化して機能強化していれば、
僕はIEに移行しなかったかもしれないし、
FireFoxにしても支持派だったかもしれないけど
一度裏切られた身としてはやっぱり、懐疑的。

多くのユーザが使用したとき、脆弱性がないといえるのか?
脆弱性が発見されたときの対処のシステム、スピードは?
今現在は、新ブラウザで目新しさが目立ってるけど、近い将来、
現在の技術が陳腐化した中でそれでも開発を続ける必要性が出てくる、
そのとき、余計な機能を追加しようとしたり、
余計な拡張を付加しようとしたり、しないと言えるだろうか?

IEは危険だ、使いにくい、乗り換えろ、と巷では盛んに言われているけど
僕自身、特に不都合を感じたことはない。
脆弱性はパッチを当てれば克服できるし、
そもそも、そういうサイトには行かないし、
怪しげなメールはメールソフトで対応する。
タブが欲しければ、タブブラウザを使うだけだし…
いいSoftwareだと思うけどね。

天の邪鬼というか、いろんな判断があるべきことについて
多くの人が絶賛しかしない時には、
或る程度情報の発信側に偏りがあるのでは、と疑ってみるべき。
ブラウザの選択に限らず、
思考の省略だけは、出来る限り避けたい。