朝、走らなかったせいもあるのか、昼休みまで、かなりイライラしていた。うっとおしい作業や修正や、もうプログラムを見るのさえ嫌になるような心境で、同僚に当たりかけて、いやもう最悪だ俺。こういうことは、たまにある。僕だって聖人君主じゃあない。でも、今日はこれまでと少し、違った。
とても集中できるような状況ではなかったので、少し早めに休憩をとる(14時15分)。休憩に入ってしばらくはイライラしてたんだが、何となく頭に、『サイコロ2』の時のミスターと、副音声での藤村Dの解説がよぎった。『このままね、そうやって怒ってても仕方がないでしょう。じゃ、どこかで軌道修正しましょう』そう、なのである。このまま、いらいらしてたって、雰囲気は悪くなる一方だし、自分だって疲れる一方、ちっとも楽しくなんかない。職場での僕は…なるべく、楽しく、仕事をしたいと。そう思ってるから、なるべく、“無駄な”話をしながら、スイッチをオンオフさせて働く。そういう方に持っていく方が、結局自分も楽なんだ、と、思った。
そう気づいたら、すごく楽になって、向かった本能寺で、おじさんにトイレ聞かれたり、無邪気な子供見てほほえましかったりしてるうちに、午前中の嫌なことはすっと消えてしまって、なんだか肩の力も抜けて、午後の仕事は、楽に過ごせた。ま、言ってみれば…吉備団子みたいなもんか。
そうして、談笑しつつ、仕事にも集中するといういつものスタイルに戻って働き、ノー残業ゆえ、ほぼ定時(残業30分くらい)で退勤。残った部分を何とかするには、もう、とことん自分を『虐める』しかない、ということで、少し長めに走りに行き、風呂に入り、気分爽快。そうだよね、こういうのが大事なのさ、人生には。目を血走らせてする仕事なんてのは大したもんじゃないさ。肩の力を抜いて、それでいて必死にやるってのが、ベスト。うーん、年取ったな俺も(笑)“社会的責任”を除けば、自分では悪くない、と思うけどね。
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