“友達”

結構昔から気になってる言葉があって…
それは、MUTTERで使われている、『友達』という名詞。
たぶん、『名前を出したくないけど誰か、だよ』という意図だと
取られてるんだろなぁ…と。

それも確かにあるんだけどね…
昔怒られたことがあるし、それを否定はしないけど、
ここに登場しないような人の名前まで、
ばんばん書き出していくってのもちょっとあんまり。
同じ人であっても、状況によって、
『友達』だったり、本名だったり、あだ名だったり、肩書きだったり。
誰かがこう言ってた、
なんて書くときは、その個人が言ってたことが重要なんじゃなくて、
そういう見方があるというのを知って、俺はこう思う、と
言いたくて、個人にフォーカスさせないために、名詞にすることもある。

あーでも昔はもっと、わざと使ってたか。
みんなにはやされないように女の子をわざと名詞にしてみたり、
やましい気持ちを何とか誤魔化そうとしてみたり。
『友達』っていう単語だと、いかにも曖昧で、逆に怪しいんだけど…
結局は、誤魔化しの言葉なのよね。
当たり障りなく…という。

まぁだからと言って、彼女が出来て、その子を本名で登場させたり、
ダーリンとか書いたり、熱々ぶりを赤裸々に書いたり…ということは
照れくさくて僕には出来ないけどね。
や、ほんと、昔から言ってるけど、それは2人の時に表現してればいいことで
もし、この場所に求められたら、それは
普段の僕の態度があかん、ということなんで。

煙に巻くつもりはないけど、相変わらず、
いろんな書き方をしてる自分を見て、統一されてないというか、
優柔不断というか、なんだかなーと思った次第。
言葉って便利なんだけどね…やっぱり、ひとつの道具、だよね、
それに溺れてちゃいけないよね。

日々、反省。