LIVEをしないのでニュース速報で見るしかないんだけど、
自転車男子チームスプリントが銀獲得!
なぜこれをmutterに書いているかと言えば…
単純に僕が自転車好きだから、ということではなくて。
自転車競技、というのは、ツアーをNHK衛星第一で放送してるんです。
毎回、と言うわけには行かないけど…2-3回まとめて、かな。
解説が中野浩一で。
で、それを見てると、必ずしも日本は世界トップ…ではない、
大体世界で良くて4位くらいかな…
それでも、トップ3というのは、もう、段違いに違う。
4位というけど、まったく歯が立たないくらい違う。
やはり自転車競技というのは、『ヨーロッパのスポーツ』で。
もちろん、世界選手権10連覇という中野浩一のとてつもない記録はあるけど、
日本人選手というのは、それほど強いというわけではない。
特にツアー選手権(exツール・ド・フランス)では名前も挙がらない。
ただ、日本には競輪という立派なプロがあって、
そこには日々スプリントの技を鍛え続けてる人がいるわけで。
何年前だったかなぁ…そのプロ選手も、競技会に参加する、ということになった。
それまでは多分、個人の自由、みたいな感じだったけど、
(中野浩一だって競輪選手だったわけだしね)
競輪として参加していこう、と。
下地は多少違うけど、少し、野球の状況に似てる。
そういうのをしてきて、今ようやく、それが実ったわけだから…
これは凄いことだなぁ…と。
彼らは競輪選手として既に大金を稼いでるんだから、
わざわざこれに出てくる必要なんて、本当はないはず。
でも、そこで、オリンピックを目指すというモチベーションで出場してくる、
これは並大抵のモチベーションじゃないな、と。
野球の日本代表もそうだけど…
そういう、志の高いプロ意識には本当に頭が下がる。
サッカー日本代表も…こうして比べると、やっぱり少しだめだよね。
プロ選手が、文字通り、『アマチュアの精神』を持ってオリンピックに参加する。
それが、『最高を決める』近代オリンピックの起源と、
現代精神との融合かなぁ…と。思ってみたり。
世界には本当にいろんな世界があり、
いろんな人がいる…。
僕も君もそのうちの一人なんだけどね。