高知県南国市で『ありがとう駅』という駅が開業したらしい。
『ごめん』駅の隣に当たる。
発案者のやなせたかしさんが
『最近の日本人には言わなくなってしまった』
と語っていたが…確かにそうだ。
コンビニにしろ、自販機にしろ、スーパーにしろ…
『言葉』無しでもコミュニケーションが取れるようなシステムになっている。
聾唖の方には怒られるかもしれないが、
僕ら健常者の場合は、タクシーにでも乗らない限り、
何も喋らずに一日を過ごせてしまう、そんな世の中なのだ。
自分も、やっぱりそうだなぁ…
ただ、僕が結構好きで心掛けてるのは、
店員に対して何らかの感謝を示す…こと。
コンビニであっても、居酒屋であっても、なにか、ね、あるでしょ。
閉めていたレジを開けてくれたり、
皿を下げてくれたり、お釣りを渡してくれたり…
言葉が多少『形式的』になったとしても、気持ちが有れば。
笑顔でも、会釈でも、なんでも。
全く何にもないよりもマシだから。
ありがとう。ごめん。
素直な気持ちを、出来るだけ、言葉に。