Re:

『返信する』という行動は電子メールの発達で
かなり頻繁に行われるようになった。
その返信メールを表すのに一番よく使われているのが、
『Re:』という接頭語だ。

これは言うまでもなく、
『このメールは返信メールですよー』
ということを表しているのだけど、
当然どのメールに対する返信かわかるように付けられているのだから、
もし『Re:』を使うのならば返信メールの件名は
『Re:元の件名』になるべきだ。

まぁ、当然だと言えば当然…
少なくとも僕は『当然』だと思っていたのだけど、
これを中途半端に使う人がたまにいる。
これは返信メールだから…ということなのか、
『Re:』を付けたままで、
『Re:新しい件名』という件名で返事を書く人がいるのだ。
別に返信メールに『Re:』が必要なわけじゃないので、
自由にしてもらったらいいとは思うけど、もし付けるのなら、
どのメールに対する返事なのか明確にしてくれないと、
受け取った方は戸惑う。

ある程度常習犯であれば、仕方ないな、と思うけど、
いきなり受け取って、
あれ、俺こんなメール出したっけ…と、
受信箱をひっくり返して見るもみつからない。
よくよく読むと、件名だけが新しくなってる、と。
これでは、『返信だぜっ』という気持ちは伝わるけど、
記号としては全く役に立っていない。
まぁ、記号ってのはある程度、
共通認識が基礎にあることが前提なので、
仕方ないけど、いやしかしねぇ…