自分を他人で補完して生きる。だから僕らは他人を必要としてるんだろう。自分では見えないものも他人を通すと見える…そんなこともある。対象が生きることであれ、自分自身であれ。自分自身がどう生きてるかなんて…わかりゃしないのさ。もっと言えば世の中にある何ひとつ、自分でわかることなんてない。
自分独りわかる範囲内で。そう決めたとき、初めて、他人は必要なくなる。でも、それは俺にはできないけどね。独りで初めてわかること、それは自分は他人に補完されて生きてるんだと。間違ったこともある、不快なこともある。不可解なことや許容しがたいことも。
でもそれも自分だったのだと。許容しなくていい。ただ、それが大事だということだ。また、ひとつ学んだ。