姉さん、事件です!

夕方目が覚め、
ふらふらとトイレに向かう。
トイレを済ませて、ふとキッチンに目をやると、
真っ黒けの土鍋が。
『な、なんじゃこりゃー…』
正体は、おでん。
周りに飛び散ったゆで卵などの状況から判断するに、
朝帰ってきて、
温めようとして火をつけたまま、
眠り込んでしまったらしい。

…よく火事にならずに火、消えたな…

かなりゾッとした。ほとんど、火事。
なぜ、そんなことをしたのか皆目見当がつかない。
そこまでは酔ってなかったし、
(確かにカメラ忘れてきたけど岸本さんの電話は受けてるし)
記憶がないわけじゃないんだが…
おでんに関する部分だけが、すっぽりと記憶にない。

ちなみに、おでん材に申し訳ないのと、
そんなにしてしまって悔しいのとで、
おでん作り直し。
九死に一生を得て、またおでん作る、と。


ちなみに…僕には妹しかいませんが。