ごく個人的に書いているメモのようなものを見返すと、
7月下旬から、
自分のエネルギーが急激に失われていることが見て取れる。
そのときは大したことじゃない、
よくあることと思っていたが、
こうして夏の終わりに思い返してみると、
やはり俺は普通じゃなかったな、と思う。
思えば、誰かに会っても、話なんか全く聞いていなかったし、
正直、何も考えていなかった。
名誉のためにいえば、悩んでいて、答えを出そうと必死だったけど、
焦れば焦るほど混乱して考えられなくなり、
手に取った『正解』と思うものを、
安易に放り投げ続ける愚行までおかした。
後悔してる、自分の気持ちに気づいたよ!
なんていう青臭いのんじゃなく、もっとある意味深刻な、
自分を全くつかんでいない、要するに、
あぁ…自分の言葉、自分がした行動は、
そうじゃなくちゃ説明が付かないよ、自分の中で。
と、ひどく憂鬱な気分で思うのだ。
いまもまだ、すこし、どうかしてる。
もしあのとき、友人が海に誘ってくれなくて、
深夜に風呂で飲んだり、星を見たり、
ボディーボード三昧したり、していなければ
もっとひどいことになっていたと思う。
単純に落ち込むというものではなく…
流感より胃潰瘍に似た、蝕むような、
そして痛みを伴うまで気づかないような、
そんな状況だったらしい。
まぁすべては終わったことだ。
俺が気づかなかったのだから、
他人が気づかなくてもしかたがないな。
まずは、“胃潰瘍”を治そう。
2度とこんな状態で大事な話はしたくない。