rain Mutter September 17, 2002 夏の間姿を見せなかった雨雲が 『僕』の頭の上に広がっている 僕と空を切り離して 世界を小さな空間に区切るような 雨が落ちてきた ふと、 遠い遠いところからようやく辿り着く そんなことを考えて 空を見上げる 雨が降ってきた 明日は久し振りの雨だ 傘を差して出掛けよう