毎日いろんな人に会い、
いろんなサイトに行く。
いろんな人の想いを見聞きする。
いろんな感情が、
シンクロしているように見える。
この間、友達が悩んでいたようなことで
他の友達が悩んでいるように、見える。
僕には偉そうなことを言う
権利もつもりもなく
こっそりと聞いてみることもせず
ただ、何となく想像を巡らす。
直接的なアドバイスをすることなく、
キミを癒していたい。
恐らくそれが僕にはできるし、
そう望んでいると思う。
僕は柔らかく、なめらかで鋭い棘を持つ。
遠くから眺めている分には
気持ちも落ち着くだろう。
傍へ寄って、触ると傷付けてしまう。
僕は誰も触れられないまま、
ゆっくりと息を引き取っていくだろう
棘を抜くことなく 折ることなく
静かに選んで僕を抱きしめる。
そんな瞬間を、
僕は待っているのかもしれない。