僕はもう25歳なのだけど、
SEXってなんなのか、どうして必要なのか、
全然よくわからない。
さっき、村上龍『映画小説集』に入ってる、『ブルー・ベルベット』に、
感動的な言葉があった、
セックスは「傷」を中和する。
僕は、それほど傷付けあったことも、
それほどセックスに意義を見いだしたこともない、
だから、中和されたこともないかもしれない
だけど、セックスには
道徳とか、スケベ心とか、性欲とか、子作りとか、
そういうことを越えたものがありそうな予感がある
肉体も、精神も、これほど、近づくことは、ない。
相手の、一部を、ここまで明確に内包し、
2人の意志が1つのことに、向かって、集中する、
そこに精神的なものを求めては間違いなのだろうか?
子孫を残す…という単純な、極めて本能的で肉体的な事へ、
人間がドラマを与えているだけか?
別に、ずっと考えてたんでも考えてるんでもなくて、
気分転換に読んだ村上春樹が最悪で、
(いや別に作品はいいんだが…『羊をめぐる冒険』)
その口直し?に読んだ村上龍を読んでいくと、
そんなことを思ったのだ。
眠れない午前中に読んだ、『ムッシュー』と『浴室』も含めて。
別に、セックスを推奨してるわけじゃない。
個人のリズムと、ペースで、
パートナーと相談しながらすればいい。
さ、BEDへ移ろう。
きっとまだ眠れないけど、F1 第2戦を、ぼんやりと、眺めよう。