poetry

詩について覚えていることと言えば、
小学校5年の時のある国語の授業で、
授業中先生に僕の詩が取り上げられ、
それで授業したこと。
その詩は結局かなり褒められたのだけど、
そのとき、同級生何人かが言葉の使い方について、
『こうした方がいい』
と意見を言い、僕がそれに最後まで納得できなかった、と言うことがあった。
残念なことに大部分は忘れてしまったが、
その詩は餅つきを題材に、臼と杵の様子を『けんか』と
とらえて書いたものだったのだけど、
(今でも実家では石臼と杵で餅をついてるし)
その中で、
『きねとうすのけんか、』
という下りが出てくる、
同級生はそこは句読点ではなく『だ。』と終わりにした方がよい、
と主張していたのだが、
どう考えてもリズムや、全体の雰囲気が悪くなるようで僕は納得できなかった。
それを言っているのが、クラスでいわゆる先生よりの『優秀な人々』だったので、
クラスの空気がそうなり掛けたが、
僕は自分の作品が勝手に変えられるのには納得できなかったし、いいとも思わなかったので、
結局そのまま残されたんじゃないかと思う。
僕の通っていた小・中学校は、静岡大学教育学部の附属で、
先生は優秀だったので、
(附属の学校に通ったことのない人にはわからないと思う。まったく違う)
そんな議論でも、上手くまとめて、いた…ような気がする。

そのころから、僕の詩や文章へのこだわりは始まってるのだけど、
純粋な『詩』は最近とんと書かなくなっちゃったなぁ…。