別にね、
『京都大学体育会馬術部』、が、嫌いなわけじゃないんだ。
馬が嫌いになったわけでもない。
馬術が嫌いになったわけでもない。
誰かが嫌いなわけでもないし(くだらないヤツはくだらない)
近所から不評のにおいや騒音だってまったく気にならない。
そんなことはどうでもいい。
ただ、友人や知り合いであっても『馬術部員』や『コーチ・監督』とは会いたくないし、
あの空間に踏み込むことになんとなく、強い抵抗があるだけだ。
馬術部では結局大した成果は残せなかったし、
人間としてもろくなやつじゃなかったし、
得たものもたくさんあるけど、失ったものもたくさんある、
自分にとってそこが既に現実ではない以上、
そして僕との接点がなくなろうとしている以上(それは馬以外にはあり得ない)、
できることなら、そこに意識を持っていきたくない。
当時誰もわかってくれなかったことなんて、
今だって誰もわかっちゃくれないだろう、
俺はどうしてひねくれてしまったのか、考えたヤツなんていなかっただろう
名主将?
そんなもん、くそくらえだ。
個人は好きだけど、それとは違う。
いい目をさんざん見ている奴に、文句なんて言われたくなかった。
とにかく。
好き嫌いとは違って、
あの頃は…と思い出すことはあっても、俺は接点を持ちたくない。
近々携帯を変えるかも知れないが(この話題とはまったく関係ない)
引っ越すかも知れないが、
勝手にプライバシーを公開するのは控えていただきたい。
卒業できても、『銀蹄会』などというものに入るつもりはないし、
馬術部公式の集まりになど、参加したくもない。
後輩たち、
元気にやってくれ。