clear…drunken

悲しい歌に愛がしらけてしまわぬ様に


なぜだろう?
いま、すごく、頭が澄んでいる気がする。
きっと、それは、僕のカラダを支配している、
『アルコール』のせいなのだろう。
それはきっと、
『いま』は
仮想現実であって、現実ではないのかもしれない。
『多分』ではなくて、『きっと』そうに違いない。
僕は思う。

でもね、
それでも、思ってることに差があることはない、
と、僕は思う、
いつも少し多く思っている部分が拡大されたり、
いつも少し少なく思っている部分が縮小されたり、
そんなことはあるけど、
その人は変わらないんだと、思う。

酔いからさめたとき、
そのひとが愕然とするのは、
あまりに自分らしくしてしまったから…

そう思いたくないときもある、
『どうでもいいか…』
と思ってしまう自分もいる、

でも、やっぱり、
僕は思いたい、信じたい、
それも、僕なんだと。