決して「知らない」と言わない男。

まぁ本当に色んな人がいるもんだなぁと思うのですけれども、最近入社してきた後輩がそんな男です。ミーティング中にどんな提案があってもどんな指摘があってもそれを知らない、それは自分の想定外でしたとは絶対に言わない男。いやもしかすると格別優秀で全てを読み切っているのかも知れませんけど、プレゼンの内容を見る限りはそういうわけでもないので、多分突っ張り。

その突っ張りがなかなか面白くて、プレゼンをし、自分なりの提案を行った案件について、「いやそれよりこうした方が良いでしょ?」と提案したときに返ってくるセリフは「そうなんですよ。だからこうした方が良いんですよね」。いや、お前。それ今俺が言ったセリフだろ?お前がさっきプレゼンした提案はそんなんじゃないもっとざっくりしたもんだったじゃねーか。

まぁそこまでは言いませんが、全く動じません。態度は常に「もちろんそれも私の想定内です」。いや、認めて良いと思うよ。君の調査が甘かったこととか、完璧に仕上げた宿題にやり残しがあることとか。TOEICが900オーバーだとしても、ほぼ新卒で入社したての社員に社内業務を把握して改善案をプレゼンしろって言う要求がそもそも過大なんだから。というか…人の意見をさも自分の意見のように繰り返すのはどういう心境なの?自分に自信がないの?

いずれ言ってやろうかなぁとは思ってますが、それでも多分動じないんでしょうねぇ。そういう人間もいるんだってことですか。僕はこう…こういう場合、言葉でざっくり突き刺してしまうことが多いので、出来ればそれまでに直接関与する人たちがやんわり言ってやって欲しいんですが…まぁ無理かなぁ。それともあれか、僕が特別対抗意識を燃やされてんのかな。あ、それはありそう。鬱陶しいなぁ。

いやでももしかしてこういう男の方が活躍していくんでしょうかね。
僕なんかそういう才能ないもんね。そうかもしれん。


まぁ彼については今後も注目していきたいですね。