スタッフの定着のために必要なのは「人」

複雑な人間関係のイラスト(棒人間) 昼の会社の話です。 通販部のスタッフが定着せずに熟練した人員がいなくて大変なことになっているという話を以前しました。その後も4月に入ったスタッフが1ヶ月持たずに辞めてしまったり、1月に入って手際が良く期待されていたスタッフ(仮にAさん)が5/15付けで辞めてしまったり、依然としてツラい状況が続いています。 1ヶ月持たなかった男性は要領があまり良くなく事務作業が苦手そうだったので仕方ないかなと思うんですが、Aさんはこのままいけばかなり仕事が出来そうな雰囲気があったので会社としても残念な感じ。人の意見も聞けるし、自分の意見も持てるバランス感覚ある女性だったんですけどね。

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ビジネス的テキストやコンサル的テキストとの距離感

目標を定めた人のイラスト(女性会社員) 知り合いの八百屋さんがお世話になっているコンサルタントの話を聞いて、そのコンサルタントの方が運営しているブログ(主に飲食店に関するコンサルで無料ノウハウを公開していた。現在は更新停止中)を読んでみることにしました。僕の率直な感想としては「まあ普通かなあ」という感じだったんですが、それを率直に伝えたらパートナーにひどく怒られまして。少しでも参考になるものを探してそれをやっていくのが大事なんじゃないの、と。 ああもちろん、その通りですね。だったら「読んだらいいよ」と薦めてきた自分も参考になるものを探してよって感じですけど(こういうときなぜか僕に丸投げ)、まあ正論ではあります。最終更新である2016年3月の記事から何年か分を遡って読んで、現在自分たちが抱えている問題について近そうだなと思う話題をピックアップして共有しました。すぐやれることもあるし、やってみるのは良いことだと思います。僕らには失うものはなにも無いので。今月からまた何か新しいことを始めたいですね。

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目線の高さとは。仕事に注ぐエネルギーとは。

ichiro.jpg (© ここで見たもの、笑ったこと。さん) 居酒屋の店長が6/1付けで辞めました。 以前下書きをしただけで公開することは出来なかった文章があるんですが、そこから抜粋・編集・加筆して公開してみようと思います。ここで書きたかったことは、飲食店のような業態の会社ではベテラン社員の中で技術、知識がある社員は早く会社を辞めて自分の進むべき道を作るべきではないかということです。 (IT系の会社でも似たような構造があります) いくつか理由があるんですが、そのうちの1つが、 自分のためにやるとき目線の高さが変わる。 目線の高さが変わると、やることが変わる。 ということです。

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仕事の苦境を「リフレーミング」で乗り切る?それって

rat_race_businessman.png とある企業のミーティングでコンサルタントの方が話された話が「リフレーミング」というものでした。 Wikipediaから引用します。

リフレーミング – Wikipedia

リフレーミング(reframing)とは、ある枠組み(フレーム)で捉えられている物事を枠組みをはずして、違う枠組みで見ることを指す。元々は家族療法の用語。西尾和美『リフレーム 一瞬で変化を起こすカウンセリングの技術』によると、「リフレームの目的は、今までの考えとは違った角度からアプローチしたり、視点を変えたり、焦点をずらしたり、解釈を変えたりと、誰もが潜在的に持っている能力を使って、意図的に自分や相手の生き方を健全なものにし、ポジティブなものにしていくこと」(32p)とのこと。 同じ物事でも、人によって見方や感じ方が異なり、ある角度で見たら長所になり、また短所にもなる。例えば、試験で残り時間が15分あった場合、悲観的に考えた場合は「もう15分しかない」と思えるし、また楽観的に考えた場合は「まだ15分もある」と思える。

つまり松下幸之助さんが言ったという「まだ半分」の話です。 身も蓋もない言い方をすると要はポジティブシンキング。 何かネガティブなことが起きたときでも見方を変えればメリットが見つかることもあるし、上手く行かないときには考え方やアプローチを変えてポジティブに行動していきましょう、というようなこと。そんなの出来るぐらいだったらとっくにやってるよ……と思うんですけど、人間というのは不思議なものでして、こうして現象に名前を付けて改めて定義すると出来そうな気がするから不思議です。言霊ってすごいよねというか、味付けって大事よね、っていうか。 リフレーミング自体は、生きる上で結構大事……というか面白い考え方だよなーと思います。覚えておいて損はない感じ。行き詰まったと感じたところで打開のための武器になりそうな。

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問題提起の多さは改善または変化の兆し

社会の荒波のイラスト 労働環境が良くなっているか否かという点について友だちと議論があり、「徐々に良くなり始めている、昔とは全然違う」と主張する僕と、「大企業は改善が進んでいるかも知れないけれど中小や零細企業ではそんなの全くない」、と主張する友人とで話が噛み合わず、話はそのままなんとなく終わりになった。 現実になにが起きているかを見ると、恐らくどちらも正しい。社会として「改善しなくては」という気運が高まっていつつも、実際に行動として改善に踏み切れているのは大企業だけで(大企業でもなかなか踏み切れないところも多い)、小さい会社や組織では今でもパワハラやサービス残業が存在している。そのことをもって「改善していない」とするのは間違っていないし、単に時間軸をどこに置いて考えるかの違いでしかないのだと思う。

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居酒屋の出退勤システムが変わってた(技術とコスト)

timecard_man.png 今まではタイムカードを押す一般的な形だったんですが、それが、

  1. 出勤したら更衣室にあるWindowsパソコンを開く
  2. エクセルシートを開いて自分の名前をクリックする(それぞれのページに飛ぶ)
  3. 「出勤」ボタンを押す
  4. 今日の欄に現在時刻が入力される
というシステムに変わりました。Excelのマクロで動いてて、毎日業務終了後にUSBメモリにバックアップ、締め日終了後にデータ提出というかたちになるらしいです。

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「付加価値度が手間と見合わない」という感覚が非技術者とわかりあえない

給料日・ボーナス日のイラスト 今エンジニアとして働いている会社のタスクが「優先度」と「付加価値度」とで管理されていることは以前書きました。 付加価値度と優先度 | mutter たくさんある業務上の改善点や新機能追加などの各タスクについて、非技術者である社長が優先度を設定した上で、会社に与える利益のインパクトを基準として付加価値度を設定すると言うやり方です。上司がいた頃は、その付加価値度を四半期ベースで集計して待遇の見直しに活用されていたようです。今の僕は決められた時給で働いて賞与もないので全く関係ありませんが。

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【今日のニュースから】雇用契約を業務委託契約に切り替えることのメリットとデメリットについて

実態は「労働者」なのに…… 「名ばかり事業主」の苦しみとは – Yahoo!ニュース

昨年12月の深夜。LINEの着信音が聞こえた。 内田加奈さん(30、仮名)がスマートフォンを開くと、「通知書」と書かれた書類の写真が添付されていた。差出人は、勤務先の美容室。内田さんの債務不履行のせいで、営業損害金50万円が生じたとし、これを相殺するため、11、12両月分の報酬を支払わないという内容だった。 (中略) なぜ、こんな事態が起きたのか。 そもそもの原因は、内田さんら美容師と会社との契約が労働者としての「雇用契約」ではなく、個人事業主としての「業務委託契約」だったことにある。 この美容室は、原則12時間勤務だ。内田さんら複数の美容師によると、出勤する店舗や始業時間はあらかじめ決められ、遅刻すると、1000円の罰金を徴収された。顧客の予約も、会社側がコンピューターで管理。店長には、会計や清掃方法など40項目以上を指示する「業務確認表」が配布されるなど、美容師たちが自らの裁量でやりくりする余地は、ほとんど認められていなかったという。

昨日読んだ記事ですが、こんなのがあって少し気になったので。 最近、ちょっとだけ縁がある某カフェで同じような契約変更が行われて、それまで社員・アルバイトとして雇用されていた人が全員個人事業主として「業務委託契約」(法律的には「委任」)に変更されたという話があって、全力で「それはあかんやろ」と突っ込んだんですが、この記事にあるようなガチで被害を受けている人たちの話を聞くに付け、そういうのを「経営改善」とか「節税・コスト減」とかの名目で吹き込んでる人がいるんだろうなあと遠い目になります。そんなの何も知らない経営者が自然に同時多発的に思いつくような手法じゃないですからね。闇深い。

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