【近況】9/20付けで居酒屋を退職することになりました。

身近な人以外特に誰にも相談しなかったので、そういう話をしたときの周りの反応は割と「寝耳に水」という感じでしたが、僕自身にとっては1年ぐらい掛けて準備してきたことだったので「ようやく」という感じです。 その間、1人で何やってたかというと、

  • シフトを減らして自分の存在価値を徐々に希薄化させながら、代替の人材を用意せざるを得ない状況を作り出す
  • 代替の人材の指導やマニュアル整備を行って僕がいなくなった後の適正な着地点を提示する
  • 経済的な重心を無理がない範囲で他の仕事へと移していく
といった感じ。 アルバイトなんだから「じゃあ今週で辞めまーす」って言えばすぐ辞められたとは思うんだけど、5年間お世話になった同僚たちに対してそれもちょっとねということで、なるべくダメージが少ない形で辞めるようにしつつ、属人性を下げてクオリティを安定させるためにどうしたら良いかを示唆しておきました。彼らがこれをどう評価しどう活用出来るかは彼ら次第だけど。 で、そういったことを時間掛けて行ってきた結果、あとは社会保険さえ目途が立てばいつ辞めてもいいという状況になったのが6月ぐらい。辞めることにしたのが去年の8月下旬なので、たっぷり10ヶ月掛かりましたね。本当は3月に卒業する奴らを見送って翌月入社5年を理由にしれっと辞めようかと思っていたんですけど、ちょっと間に合わなかった。おかげで大学生の夏休み明け、僕自身の夏休み直前という中途半端なタイミングになってしまったけど、まあ大したことじゃないよな。 最後のBBQ | mutter さあ、動こう。 | mutter

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教えることと、教えることを教えること

教えるのが下手な先生のイラスト(男性) 人にものを教えるというのは、ある程度までは経験に基づく技術です。もちろん得手不得手というのはあるとは思いますが、仮に苦手だったとしても経験を積むことで教えることが出来るようにはなります。逆に言えば、教えるのが上手ではないというのは、教える技術が足りないということです。

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【読書感想文】森井博子 / 労基署がやってきた!

働き方改革関連法の成立で今後もお世話になる機会が増えそうな労働基準監督署。なんですが、その実体ってなんなのか良く知らなくないですか。殆どの人にとっては組織がどういう構造になっているかもわからないし、労働基準監督署の上位組織にあたる労働局がどこにあるかも知らないし(京都労働局は烏丸御池にあります)、そこで実際にどんな人が働いているかも知らないと思います。僕もこの本を読むまでは労働基準監督官(職場に立ち入ったりして労働基準法が守られているかを確認、指導を行うほか、業務一般をこなす人をそう呼びます)がどんな仕事をしているか知らなかったし、ぼんやり「区役所の職員の人みたいな感じかな」「それともマルサみたいなもんかな」と思ってたんですけど、なんか全然違った。

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「パソコンに不安がある」で辞めてしまう人たち

パソコンを使う農家の男性のイラスト 仕事内容とは別にパソコンを使うことを求められた結果、それがストレスになって仕事を辞めてしまうという人たちが一定数いるようです。僕の感覚では考えられないことですが、実際にいるんだから仕方ない。これまでの2年間で3人ぐらいいました。 今どきの若者がパソコンを使えないというのはそうなんだけど、それでもすぐ使いこなせるようになるしだいたいはそこまで頑張ってくれるんですけど、ごくたまに「ちょっと私もう無理そうなんで辞めます」つってほんとに辞めてしまうっていう。やる気がないとかそういうことではなく、見た感じ仕事にはやる気がありそうだし鬱を抱えてネガティブになりやすいっていうわけでもなさそうだし、本当にすごいストレスだったみたいで。 これが例えば居酒屋だったらパソコンが使えなくても出来る仕事はたくさんあって、実際料理長(40代)はパソコン触ったことほとんどない(最近スマホは使いこなせるようになった)し、社長(50代)もスマホは使い倒してるけどパソコンは多分使えない。そしてもちろん使える必要もない。唯一使える社員がその手の仕事全部投げられてかわいそうではあるけども、その人はレジ処理とか経理処理とかで必要でもある。 オフィスでだって必ずしもパソコンでなくてはいけないわけではないし、インターフェイスを工夫してあげれば全部スマホで完結出来るようにも出来るとは思うんだけど、でも例えばお客様と長文のやりとりをすることもあるし、様々な形式ファイルを扱うときもあるし、仕事の効率を考えるとパソコンの方が早くは終わる。やれる・やれないではなく効率性を考えると「事務仕事にはパソコンが必要」と言わざるを得ないんだけど……辞めちゃうのよね。

事前に学習する文化にならないか

なんというか、就職活動や転職活動をする前に、パソコンが使えるように勉強しておくべきだと思うんですよね。ここでいう「使える」は「キーボード打てる」とか「ブラウザが使える」とかそういう基本的なレベルの話で、それぐらいなら10,000円も出せば身につきます。今どき「パソコン使えないなんて」って言うこと自体がナンセンスなくらい、スマホ重視の社会になっているのはわかっているんですけど、それが必要な職種はまだまだ多いと思うし、なによりただでさえストレスフルな新しい環境で余計なストレス抱える必要はないと思うので…… サラリーマンから未経験で飲食業に飛び込んだ自分が言うことじゃないけどさ。事前準備、大事っすよ。うん。せっかく職見つかったのにそれで辞めたらもったいないじゃん。ね。

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給与明細はデジタル化して欲しいなあ

給与明細書のイラスト 現在2つの会社から給与をもらっていますが、どちらも給与は銀行振り込み、給与明細は手渡しです。給与額自体は口座見ればわかるので良いんですけど、社会保険料や住民税が変わる時期であったり、働き方を変えた時期であった理には明細を確認したいこともあります(単純に明細を見るのが好き、というのもありますが)。昼の会社の方は担当社員が配るので漏れは少ないんですが、夜の会社の方はバイトは基本的に現金手渡しなので給与明細も店長管理、僕の場合中身は明細だけなので忙しい時など忘れられることもあり。それに対して「ちゃんと渡してくれよ」といいたいわけじゃなくて(現場は忙しいから仕方がない)、データさえあれば良いから別に手渡しじゃなくてPDFをメールとかで良いんだけどなあ、その方がお互い手間省けるじゃんという。 昼の会社なんか1人必ず会社のメールアドレスが発行されていて、全員が必ずパソコンに向かう会社なので、デジタルにできないような法律でもあるのかなと思っていたんですけど、いやまあそんなことはなかったです。

給与明細の電子化 デメリット・メリット | クラウド会計ソフト freee

給料日になると渡される、給与明細。 なぜ給与明細が必要なのでしょうか。 健康保険法などにおいて、税金や保険料などを控除(天引)した場合は、 その計算内容を「社員に通知する」ことが義務になっています。

第百六十七条 3  事業主は、前二項の規定によって保険料を控除したときは、 保険料の控除に関する計算書を作成し、その控除額を被保険者に通知しなければならない。
本来であれば「控除額だけ」通知すればいいのですが、給与がいくらかというものを従業員は当然知りたいため、給与明細を発行しているというわけです。

なるほどね。つまり法律上は、通知さえされていれば紙である必要はないと。普通は何らかのソフトウェアで労務管理をしているわけなので、給与明細を印刷しようがデジタル化しようが作る手間は変わらないしデジタル化しようと思えば出来るわけですね。大勢の分のデータを作る手順を変えるのは手間だし、今まで紙だったから良いじゃんというのも解るんだけど、僕みたいな好き者を除いては大体の人はちゃんと見てないだろうから、それをわざわざ紙に印刷するってなんか無駄な気がするなあ。 従業員がWebにログインして確認するってなってくれたら最高だけど(人事労務freeeはそうらしい)、でも会計ソフトを変えるってなると税理士や会計士との連携の問題もあるし過去データの引き継ぎとかもあるんでなかなかね。早くそういう時代にならないかなあ。

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ふきんは納豆の夢を見るか?

若葉の生えた地球のイラスト 店でも家庭でも日々使っているふきんは定期的に消毒する必要があります。当たり前ですけど。ふきんは食品に触れる機会が多く湿っている時間が長いためか雑菌が繁殖しやすく、きちんと消毒していないものは最終的に納豆の臭いがしてきます。僕は納豆大好きですが、納豆の匂いがするふきんはさすがに苦手です。普通の飲食店ならふきんを毎日ハイターやブリーチなどの塩素系漂白剤につけるか、熱湯消毒または煮沸消毒するのでそんな臭いがすることはありません。僕が働いた店の名誉のために言えば、それらの店では毎日きちんと清潔にしていたのでそんなことが起きることはありませんでした。ふきんの消毒は1日の終わりの重要なルーチンワークです。床を流したり、作業台の上を拭くのと同じ。 ただ一部の飲食店においては塩素系漂白剤を忌避するせいなのかナチュラル志向のせいなのかふきんのケアが疎かになり、結果として厨房に臭いの発生源を抱えることがあります。そのことを気にしていない料理人は、どんなに料理が上手でもその時点で料理人失格だと思うんですけど(料理人の仕事は料理を作るだけではない!)、しかし実際にそういう人が存在するから恐ろしい。エコ意識が高いのはわかるけれど、煮沸消毒が面倒くさいならせめて酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)を使ってください。酸素系漂白剤ならハイターなどの塩素系漂白剤に比べて環境負荷は低くて済むし、消毒・殺菌効果もあります。使い方は一定量を水に溶かして、ふきんを放り込んで帰るだけ。翌日出勤時に水ですすげばOKです。 (もちろん時間があれば30分浸け置きしたあと、すすいで干して帰っても良い) 「そんなやつおれへんやろ」(大木こだまの声で)という人もいるかもしれませんけども、いやあね、いるんですよ。お客様にはあまりわからない話かも知れませんが、中途半端にエコを追求するとそうなることもあると頭の片隅に置いておいていただくと良いと思います。お気を付けください。また飲食店で働く人は、自分の店がそうなっていないかもう一度確認してください。もし経営者がそういうの全くわからない人で自分が末端スタッフだったとしても、なんらかの対策を講じることは大事です。煮沸消毒か、酸素系漂白剤か。そのふきんでお客様のテーブルを拭いたり、食器を拭いたりしてしまったら……考えるだに恐ろしい。これぐらいのことが出来なくて何が健康志向かと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。お前、エコって言いたいだけちゃうんかと。何か起きてからでは遅いです。 こんなこと、算数を勉強する前に数字を覚えるぐらい当たり前のことだと思うんですが、なんで気にしない人が存在するんだろう。ほんと不思議です。意味わからん。

ちなみに

ふきんや台ふきんで繁殖しやすい菌は大腸菌やサルモネラ菌、ノロウィルスなどです。「水洗い+天日干し」では十分に菌を減らすことが出来ないという報告もあります。 厚生労働省:家庭でできる食中毒予防の6つのポイント [なっ解く]食中毒予防の盲点…台ふきん、こまめに除菌 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) 一般的には、
  • 定期的に漂白剤または煮沸で殺菌する
  • 通常使うよりも多めの枚数を用意しておいて常に清潔なものを使う
ことが推奨されています。 (皆さんご存知のこととは思いますけれども)

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スタッフの定着のために必要なのは「人」

複雑な人間関係のイラスト(棒人間) 昼の会社の話です。 通販部のスタッフが定着せずに熟練した人員がいなくて大変なことになっているという話を以前しました。その後も4月に入ったスタッフが1ヶ月持たずに辞めてしまったり、1月に入って手際が良く期待されていたスタッフ(仮にAさん)が5/15付けで辞めてしまったり、依然としてツラい状況が続いています。 1ヶ月持たなかった男性は要領があまり良くなく事務作業が苦手そうだったので仕方ないかなと思うんですが、Aさんはこのままいけばかなり仕事が出来そうな雰囲気があったので会社としても残念な感じ。人の意見も聞けるし、自分の意見も持てるバランス感覚ある女性だったんですけどね。

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ビジネス的テキストやコンサル的テキストとの距離感

目標を定めた人のイラスト(女性会社員) 知り合いの八百屋さんがお世話になっているコンサルタントの話を聞いて、そのコンサルタントの方が運営しているブログ(主に飲食店に関するコンサルで無料ノウハウを公開していた。現在は更新停止中)を読んでみることにしました。僕の率直な感想としては「まあ普通かなあ」という感じだったんですが、それを率直に伝えたらパートナーにひどく怒られまして。少しでも参考になるものを探してそれをやっていくのが大事なんじゃないの、と。ああもちろん、その通りですね。だったら「読んだらいいよ」と薦めてきた自分も参考になるものを探してよって感じですけど(こういうときなぜか僕に丸投げ)、まあ正論ではあります。最終更新である2016年3月の記事から何年か分を遡って読んで、現在自分たちが抱えている問題について近そうだなと思う話題をピックアップして共有しました。すぐやれることもあるし、やってみるのは良いことだと思います。僕らには失うものはなにも無いので。今月からまた何か新しいことを始めたいですね。

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