【ニュースから】日本のプロ野球が過保護だとして

プロ野球沢村賞の発表が一昨日あり、19年ぶりに該当者なしになりました。同賞は選考基準に「投球回数」や「完投数」があり、分業制が浸透した今のプロ野球に選考基準が合っていないのではないかと常々思っているわけですけど、選考委員長の堀内さんはこう言ってました。

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高校野球を見るのはしんどい

野球の乱闘のイラスト

周りにも高校野球好きは多いのでなかなか言えなかったんですけど、夏も終わったんで書くけど、ここ10年ぐらい高校野球を見るのがしんどく感じてあんまり見てません。自分の母校が甲子園に出場したとなると少しは嬉しいけれど、結局今年の夏も見に行きませんでした。1回戦敗退だったしね。

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イチローがプロ野球選手を引退。

昨日は、今日に備えて早く寝ようと思っていたんですよ。ええ。 でもあの記者会見を見始めたら見ちゃいますよね。イチローが格好良すぎて。 イチローがプロ野球選手を引退しました。 みんなわかっていたことだと思うんですよ。シアトルで「イチローはもうボールが見えていない」「ボロボロになるイチローなんて見たくないしもう辞めろ」っていってる記者が何人かいて、言ってることはわかるけどみんなわかってるし、なによりイチローがそんなかっこ悪いことするわけ無いじゃないか信じてないの?彼が何か言うまで黙って見てろよ、そんなことを思ってました。何も書かなかったけど。ていうか、書けないよね。何も。あのイチローが周りがどう思っているかわかっていないわけないし、自分自身のことについてわかった上である地点まではいこうと懸命に努力していて、それを見守るしかない中で、その上何かを言うのは過剰だと感じてました。そんなの見ればわかるよ。 キャンプインしてからも、日本に帰ってきてからも、イチローの表情には笑顔がなく、プレー中の顔には余裕がなく、きっと見ている全員が「これで終わりなんだな」と思っていたと思います。でもイチローのすごいところは、そう思っている全員が心のどこかで「それでももしかしたら急に調子を取り戻して現役続行ということになるかもしれない」と思っていることで、そして最後には1本だけでもヒットを打たせてあげて欲しいと願っていたはずで、残念ながら最後まであと1本は出なくて、凡退してダッグアウトに帰る後ろ姿にも拍手があり、周りがそんなことを思っていること自体がイチローのプライドを傷つけ彼の美学に反するのかも知れないとも心配していたけれど、記者会見を見てそれも覚悟の上での挑戦で、その事実を受け入れながらのプレーだったんだということを知って、そう願って良かったと思うし、本当に最後なんだなと深く実感しました。 イチローが引退しちゃったか。 誰にでも引退はあるし、それはイチローにもあったんだな。 カズはまだやってるけど。 でもなんだろうな、不思議だけどイチローに関しては寂しさみたいのがないんですよね。昨日の今日だからかも知れないけれど。普通は「もう見られない」と思うんだけど、彼に関しては引退しようが何しようが、ユニフォーム着てグラウンドにいそうな気がする。4月からシアトルの三塁コーチボックスに立ってても不思議じゃないし、試合前にバッティングピッチャーやってても不思議じゃないし、「鈴木一朗」になったあとでもそこにいてくれるような気がします。わかんないけど。なんとなく。イチローって偉大だけどでもなぜかそういう存在ですよね。遥か高いところの存在だと思うのに、なぜかそこに良そうな感じ。 イチロー選手、28年間本当にありがとう。 イチロー選手がグラウンドにいてくれるだけで勇気をもらっていた気がします。ジョージ・シスラーの記録を抜いた瞬間は、野茂さんのデビューの時と同じぐらい印象に残ってます。28年間か。ほぼ丸々平成じゃないか。すごいなあ。お疲れさまでした。でもこれからも、かっこいい鈴木一朗を見せてください。 僕らは、イチローだけでなく、鈴木一朗も大好きです。 本当にありがとう。

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飛翔王は君だ(2016年度セ・リーグ2016/05/26暫定版)

というわけで、調べてみました。 比較するのは「被本塁打率」(ホームラン1本打たれるのに要する投球回数)。非常に少ない回数しか投げていない投手もいるので、ざっくりとした目安として試合数の半分以上の投球回数の投手を対象にしています。既定投球回だと、ちょっと少なすぎるし、先発投手ばかりになってしまうので、それよりもゆるめです。

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東京ヤクルトの成瀬善久投手はどれくらい本塁打を打たれやすいのか

プロ野球2015 今日のホームラン 2015.7.31 成瀬選手って「今日のホームラン」にしょっちゅう登場していて、そのつど「飛翔成瀬」なんて煽られてるんだけど、実際のところどれくらい打たれてるのか気になったので調べてみました。 欲しいデータは9イニングス当たり何本のホームランを打たれるかを示す「被本塁打率」(被本塁打×9/投球回数)。ピンポイントでそれがわかるリンク出来るデータは見つからなかったので、「スポーツナビ」の選手成績一覧からデータを拾ってみました。

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料理と握力の関係、または筋トレの意義

自分ではそれほど意識していなかったのだけど、左手に比べて右手の握力がかなり低いみたい。しかも小指があんまり自由に動かないので余計に力が入らなくて、料理をする上でいくつかの作業に支障を来していました。例えば、包丁をきちんとハンドリングするとか。包丁は親指とひさし指で刃を支え、その他の指と手のひらで固定して使うのだけど、僕の場合このホールドが甘いらしくて堅いものが切りにくかったり、自分が切りたい場所を上手く切れなかったり(=みじん切りの幅が揃わないとかスピードが出ないとかいう感じで表れる)してました。 多分どんな「手に職」系のお仕事でも同じだと思うのですけど、こういうときに言われることって「すぐには出来ないから」「時間を掛ければ出来るようになる」。それはもちろんその通りで、技術の習得というのは始めた次の日に上手く出来るようなものでは無いのですが、「なぜ上手く出来ないのか?」と考えて原因を整理してみると、その中には上で挙げた「筋力不足」のような物理的に不足していて練習でカバー出来るような要素も含まれていることがわかります。もちろんそういう筋肉の充実も含めた「時間を掛ければ」なんですが、でもそれってね、野球で言うところの「投げ込みを繰り返すことで肩の持久力を作る」みたいな話と同じなんですよね。 現代野球の投手のトレーニングにおいて、数多く投げ込むことがいつでも有効であるわけではないというのは常識です。むしろ肩は消耗品なので如何に消耗させずに、ピッチングに必要な筋肉を鍛えていくか。もちろんフォームを作り上げ固めたり、コントロールを鍛えたりする目的でのピッチング練習は必要になるのですけど、ピッチング練習は必要なだけにとどめて、極力ピッチングさせずにかつ調子を整えるというのが投手のトレーニングの主流であろうと思います。特にMLBでは。つまり、投げ込みで筋肉が付くのは正しいとしても、その筋肉を付けられるのは投げ込みだけではないという考え方で、「投球数と怪我には関連性がある」というデータに基づくものです(参照)。 もちろん料理はピッチングと違うので、包丁を握る機会を極力減らす必要なんて別に無いのですけど、でも包丁を握るよりも効率的に不足した要素を補う方法はあるわけです。握力が足りなくて包丁の保持が上手く行かなくても、何万回と包丁を使えばきちんと包丁を保持出来るようになるでしょう。それは修行の成果ではありますけど、でも例えば握力のトレーニングを平行して行えばそれが何千回で実現出来るかもしれないわけです。フライパンの修業として「フライパンで砂を振る」というのもそうですけど、フライパンを手に馴染ませるにはたくさん握るのがいいとしても、それとは別に筋トレ(例えば上腕二頭筋)を取り入れても良いんじゃないのと思ったりします。「意味のないことを延々繰り返す」という精神修養の意味もあるのでしょうけど、そういった感じが、プロ野球の一昔前のトレーニング概念に似ているなあと思ったのでした。

ちなみに

握力を鍛えて2ヶ月くらいたって、右手の握り込みが随分変わったのを感じています。その間もちろん包丁も数多く握りましたけど、多分それだけではここまで右手小指に力が入るようにはならなかったろうな。それだけで料理が上手くなるわけじゃないですが、そういうことも大事なんだろうなと改めて確認しました。「4月から高卒で料理人の道に入ります」みたいな若者とは違って、これからじっくり30年修業出来るような人間では無いからなあ、僕は。

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プロ野球の使用球とコミッショナーの話(メモ書き程度に)

03_01.jpg シーズンも終盤戦でこの話題ももう終わった感あるので個人的に思ってたことをメモ程度に書いておきたいと思います。

  • 今シーズン使われているのは「飛ぶボール」ではなく「基準を満たしたボール」
  • 昨季までの2シーズン(2011/2012)に使用されたボールは基準に違反した「飛ばないボール」
  • 基準を満たしていなかったにもかかわらず、それを隠蔽した点についてNPB担当者と加藤コミッショナー、および製造・納品したミズノは責任を取るべき

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